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【バミーにパラノイア🟣その1〜限りなく透明に近いスープ〜】

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バミー愛が止まらない今日このごろですが、ついにnoteマガジンを作って見ることにしました。タイトルは「バミーにパラノイア」略して“バミパラ”。内容はかなり強度の独断と偏見に満ちたものになるかもしれません。まあ、昭和生まれの偏屈な老人の戯言だと思って読み流してください。

記念すべき第一回はスープについてです。なんで麺から始めないのかと思うかも知れませんが、単なる気まぐれです。

で、そのスープですが、基本のバミーは透明なスープなんです。日本のラーメンの基本が東京醤油ラーメンみたいなもんです(※個人の意見です)。

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でもって、じゃあ基本のバミーとは何かというと、バミーキアオ(ワンタン麺 บะหมี่ราเมน)とかバミームーデーン(チャーシュー麺 บะหมี่หมูแดง)とか呼ばれてるものです。たまにバミーホンコン(เฮียชัยบะหมี่ฮ่องกง)とかバミー広東(บะหมี่กวางตุ้ง)と呼ぶお店もありますが内容は同じです。

基本のバミーはトップの画像のようにムーデーン(チャーシュー)、キアオ(ワンタン)そして青菜がトッピングされてます。そしてスープはクリア。画像はバミーチャイシーのバミーです。

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↑バミーチャイシーの店舗(屋台)

バミーチャイシー(บะหมี่ชายสี)はバミーチェーンです。店舗数4,000軒以上‼️。飲食店チェーンとしてもタイ最大ですヨ。コーヒーショップのCafe Amazon(2,800店)やKFC(800店)なんかくらべものにならないレベル。ここが自分的にもバミーキアオのベンチマークです。

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↑ラオスのビエンチャンで見かけた
バミーチャイシー(看板がラオ語)

でもって、スープのお話。タイトルの通り、限りなく透明に近いスープが基本です。お店によって特徴もありますが、だいたい鶏ガラ+香味野菜ですね。日本のラーメンでいう清湯(チンタン)スープです。これが最高にホッコリするんです‼️ このクリアさが、超高カロリーのタイ料理のあとや、酔ったあとのラーメンって罪悪感を減らしてくれますしネ。

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↑着丼の瞬間にハッとした脅威のクリアスープ。このお店はムーデーンも自家製。店名はバミークアントン(広東)。このお店はなぜかベトン県から来たらしいです。

お店データ
บะหมี่กวางตุ้ง (เบตง)
3, 68 Soi Vibhavadi Rangsit 16, Chom Phon, Chatuchak, Bangkok 10900
092 551 9614

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このスープって仕込みの時に沸騰させると鶏の脂が乳化して濁っちゃうと思うんですが、火加減とかちゃんとチェックしながら作ってんですかね。意外に丁寧な仕事をしてるみたいです。

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たまに妄想しますけど、このクリアスープにカツオ出汁を加えて、生醤油を垂らしたら東京醤油ラーメン(荻窪ラーメン)になるんじゃないかと。

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このバミーキアオですが、ムーデーン以外のトッピングを選べるお店もあります。ムークロップ(揚げ豚バラ肉)やペットヤーン(ローストダック)など。でもムーデーンがない場合はクリアスープじゃないお店がありますので要確認です。

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↑これはムーデーンのかわりにムークロップ(揚げた豚バラ)をトッピングしたバミー。

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↑こっちはムーデーンのかわりにペットヤーン(ローストダック)をトッピングしたバミー。キアオ(ワンタン)も載ってます。

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↑これはペットパロー(煮込んだアヒル)がトッピングしてますが煮込んだ汁をスープに入れてるので、クリアじゃなく茶色になってます。

今回は基本のクリアスープについて書きました。麺もスープも具材も、あまりにも日本のラーメンに近い組み合わせなのでタイ料理っぽさがほとんどないと思うかもしれませんが、いまでは紛れもなくタイの日常食です。

機会があったらぜひお試しください。

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