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看病する、人のこと2|猫の扁平上皮癌

続けて2を書いてみます。

怒涛の看病生活がスタート。
まずは胃ろうごはんを手作りせねば!破産するー😰💦ってなって、あたふたとカリカリごはんを見様見真似で作っていきます。

えー…これ毎日やるの大変かも…😰💦

最初の感想はこれ。
特に裏ごしするのが本当に大変で、まじかー…と。
でもゆずのため!やるしかない!なんて意気込んでましたが、毎晩、次の日のごはんを用意してて「めんどくさがりな自分…これずっとできるのか?😰💦」と、、、。

それでも毎日毎晩、なんとかせっせと作っていました。

が!
途中、やれ胃ろうが漏れてるわ、アゴがよだれでびちょびちょだわ、服がぐしょぐしょだわ…、エリカラついてるしお腹に穴あいてるからトイレまでいけずにどんどん寝てたとこにおしっこしちゃうわ………

全然、胃ろうごはん作ってる場合ではなく、毎日のように病院に駆け込んでて、もう、わけがわからず。

え、これから暑くなってきたら、そもそも一日分の胃ろうごはんを前日の夜作るって危なくないか!?😰💦💦💦💦
と、気付いてよかったです…。
製氷皿に入れて小分けにできるようにして凍らせました。
結果的にはこの方法がうまくいって、今では一回に4日分作ることができるようになって、作業効率アップしました。

で、アゴのよだれは、切除した唾液腺が完全に消滅したら減るよ、と言われ、胃ろうもチューブの深さを確認してこちらで調整したら漏れてこなくなるよと教わり、だがしかし、全然漏れてて止まらないー!!!!

という、胃ろうトラブルにあたってしまい…胃ろうのストッパーをお腹に接着剤で止めてもらっても取れて、お腹に糸で縫い付けてもらっても取れてむしろ痛痒くなってしまい、常に漏れてるのでしまいにはかぶれてかゆかゆになり…。

さらに抗がん剤がスタートし、胃ろうから漏れてお腹のかぶれがエスカレートしてしまい…(ということに気付いたのは抗がん剤やめてからですが…)

胃ろう漏れが夏になっても落ち着いてくれなくて、穴を少し切って縫い合わせて穴を小さくする処置を受けることにし。

が!
後で気付いたことですが全身麻酔ではなく、その時飲んだ抗生物質が合わなかったみたいで、そこからぐったりごはん食べなくなるわ、お腹動かなくなるわ、吐くわ、、、とか言ってたらみーすけまで同じタイミングでごはん食べなくなって、お腹動かなくなるわ……。

で、2人抱えて炎天下を病院行き来しまくりました。
とにかく2人を熱中症にする訳にはいかないので、凍らせたペットボトルまでキャリーに入れて運んでたので、重さも倍増…。

ここまできて、やっと、「あ、しまった、自分…コロナ後遺症で運動禁止じゃん😰」ということに気づき、自分の症状をクラッシュさせて倒れたらヤバいことを思い出し、夏の通院のハードルがさらにアップしました…。自分の面倒もみなきゃじゃん…😰💦💦💦💦

病院いって帰宅したら、みんなで横になって回復回復…。

一層、時間を取られてしまい、仕事が溜まっていきました。

唾液腺はわりとすぐに消滅してくれたので、友達からさらに頂いたよだれかけのおかげで、洋服を汚す度合いも減り、この頃には試行錯誤した胃ろう服のエプロンタイプもおばばに沢山作ってもらってたので、着替えのストックもばっちり。

その分、日々よだれかけと胃ろう服を手洗いする作業が増えて、完全に乳飲み子を育てるママ状態の日々でした。

それでも秋のお誕生日を無事迎え、必死に自分の状況を受け入れてがんばるゆずの姿を見て

「やめよう、抗がん剤。」

そう、決断できました。

それからは、お腹の漏れてくる抗がん剤がなくなって皮膚炎もウソのように収まり、胃ろうの穴もいつの間にか大人しくなり、漏れてこなくなりました。

ゆずの体力もめきめき回復し、ごはんをもりもり食べるようになり、パテタイプのパウチをセール中に大量に購入して部屋にタワーができました😂

思えば、よく、ここまで自分の後遺症がクラッシュせずに走り抜けられたなぁ、なんて振り返る余裕も少しでてきたとき、一気に白髪が増えてることに気づきました😰わぁ…本当にこういうときに増えてくるものなんだなぁ…などとノンキに思ってました。

で、なんやかんやで年末、ふと

「あれ?次の通院は…年明け………ってことは…やることない!?え?本当に!?」

と、本当に初めて思い、はーーーーーーと、一気になんか脱力してしまい、とりあえずめちゃめちゃ寝ました🤣🤣🤣🤣


が、次の通院で、レントゲンに怪しい影が写り…

「転移か、気管支炎か、まだわからないです」

との診断を受けて、緊張が走りました。

ここまで、こんなにがんばったゆずに、転移?😭
ウソでしょ…。

と思い、渡された気管支炎の薬と抗生物質を投与しました。

この抗生物質ってのが、夏にやらかしたやつだとわかったのがこの時で……お腹動かなくなって食べられなくなって、元気のないゆずの姿が、転移かも、という状況とあいまって、一層先生もこちらも緊張…。

が、抗生物質と気づき、投薬をやめたらケロッと元に戻りました。

ホッ😮‍💨

これが今年の1月ころ。

そこからは穏やかな日々でこちらも安心して、お世話をしていました。気管支炎の薬が効いて、肺の影も消えて、先生と脱力。
うわぁーよかったぁぁぁぁ😭💦💦💦💦
と思ったのもつかの間。

ふと自分の体の異変に気づき……胸に急にしこりができてる…😰💦え…マジ?…今自分のことなんかかまってる場合じゃないのに…

正直、病気だったらゆずの看病どうする!?しか頭にありませんでした。

ひとまず冷静にしこりを確認し、調べてみると、どうやら乳腺症という良性のものの可能性が高いことがわかり、自己判断は危ないなと思いつつも、目の前の仕事をこなし、看病に明け暮れました。

その頃2回目のアニマルコミュニケーターさんのセッションを受けたのですが、ゆず自身も体が軽くてごはんが美味しい!と言ってて、ホッとしました。

すると、

「ゆずたちのお世話ばっかりじゃなく、一人の時間とか作って自分のケアとかに時間使ってね。なんか不安とかしんどいとかあったら話してほしい。みんなでねこになってゆるゆるしよう」

と、ゆずから言われてしまいました。

どこかでしこりを気にしてることを感じたのだと思います。
万が一癌だったらお世話どうしようかな、と、いつものように最悪のパターンをシミュレーションしてたので、感じたのだと思います。

はっとしました。

不安にさせて、心配させてどうする!!!と。

後遺症外来でも「腎虚の症状がでている」と言われて、処方がかわり、薬膳を取り入れるようにも言われました。「強いストレスとかありました?あ、そっかねこちゃん癌なんだっけ…」とも。

少しゆずの体調が安定してきたら、しこり、腎虚、白髪…などなど、いろんなものが体に現れてきてることに、この頃やっと、やっと気づきました。鈍感😰💦

で、意を決して婦人科に相談にいくと、やはり良性の乳腺症だろう、と。ただ大きくなりすぎてるので、大きな病院で水抜くのと検査受けたら?と勧められました。
「強いストレス、なにか心当たりある?更年期にも差し掛かる頃だろうし、ストレスの影響くるよー」とも言われ、あー…これも去年の、自覚してない大丈夫と思ってた「ゆずの命の危機」っていうのがずしっと体に刻まれたってことか…と反省。


ゆずが安定してる今のうちに、自分のケア、しっかりしとかなきゃ、と覚悟し、本日、しこりの中の水を抜いて生検にだしてもらってきました。

痛かった😭💦💦💦💦めちゃめちゃ痛かった…帰り道、針さしたとこが響いてゆっくりしか歩けなかったー😭💦💦💦
ひえぇ。

1年、気を張って突っ走ってきて、ここに来て一気に抱えたものが噴出してきたなぁと。

美容院にもよりましたが、「急に白髪増えましたねー💦」って😂💦

無我夢中な時ではなく、思えば昔から「終わったら倒れる」タイプだったな、と思い返し、反省しました。

ゆずがあの時、おかんを心配してメッセージをくれてよかったです。
素直に従おうって思い、いろいろケアを始めました。

ちゃんとおかんも自分のこと、ケア始めたからね、ゆずが言ってくれたからちゃんとやるよ、今日も病院に行ってきて、診てもらったからね。ありがとう。

今日は帰宅してしっかりゆずに、報告しました。
じーっと目をみてしっぽ振ってくれました😺✨✨✨


これ見てくださってる方の中にも、今まさに愛犬、愛猫さんやご家族のお世話や看病されてる方もいらっしゃると思います。

どうか、支え続けてくためにも、ご自身のお体も大切になさってくださいね。

やらかした、おかんからのお願いです😂😂😂😂😂😂💦💦💦
自分もちゃんと自分のケアします!w

ノンキに楽しく看病してても、命がかかってると、やっぱりどこか力が入って緊張してたんでしょうね…。反省。

はー。ゆず、ありがとう。
心配かけてごめんね。
気にかけてくれて本当にありがとう。

これからも、支えてくために、おかんもおかんのこと、ちゃんとします、と、ゆずと約束しました。


おかんもねこになって、ゆずと沢山おねんねしましょー😺❤️

ゆずのおかんが、犬猫さんを可愛くお描きしますー😺✨
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