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200824

昨日の日記で触れた、入院時の作曲プロジェクトファイルの事を思い出せたのは良かった。入院そのものを振り返れるのもあるけど、その時の作曲プロセス、環境、感覚を思い出せたのが大きい。

不思議なもので、普段の作業よりも開放感があるなと思った。あと無駄なく無邪気。他者が聴けば差はないかも知れないけど、そんなのは問題ではない。
こんな音をこんな鳴らし方で、と発見の連続。他人事のように新鮮な気分とともに手元に戻ってきた気分。

普段に比べて限られた環境下で、片耳も塞がり、いろんな面で自由が効かない。というところから発揮されるものがある。
その時の持ち物でどうにかするのは、一番好みなテクノの方法論や態度。或いは、平沢進さん曰く「制限を以って制限を越える」。
不思議なもので、手癖で手癖さえも越える。

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TANZMUZIK/CX-AUDIO-IE/Bambi Synapseのオキヒデさんのソロ作にして名盤「A Boy in Picca Season」。
いくら蒸し暑くても、このアルバムが聴きたくなる季節が巡ってきた。

夜明け〜朝の気温が少し下がったからか、蝉のフェードアウトが深まってきた感じ。8月に入った時点で既に残暑の気配があったけど酷暑のレイヤーが強すぎて忘れかけてたのがようやく見えてきた。
目覚めの時に静かなのは良い。

少し前に一度きた左肩の痛みがまた来てる。姿勢の悪さとiPhoneの持ち続けが原因な気がする…とりあえず軽いストレッチなどで対処。
歩きやすくなってきたんで腕の振りも意識する。

音作業。引き上げファイルからの1曲を修正。更に別の曲を仕上げ。もうひとつあるのだけど、一旦保留。
ここまで来たところで流れが見えてきたので作業は続く。
ちょっとしたプランも湧く。早めに試してみようと思う。

こんなツイートを見かけて気になったので今晩試したら、それはそれは美味でびっくりした。本当に塩コショウ(と好みで何か適当に)だけで、あとはじっくり焼くだけ。時間はかかるけど凄く楽だし美味しい。
今日はつけダレにポン酢+豆板醤+刻みネギも作ってみた。

今日はこれをアップしたらもう少し作業をするつもり。眠気が濃くなるまで…!

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今の時期の夕方は藪蚊が増える。O型には特によく寄って来るそうで、自分などは格好のエサなんだろう。

祇園祭や五山の送り火は縮小、地蔵盆も中止、長い梅雨と明けの酷暑、マスク姿の往来。それでも蚊は増えるし、秋の気配が濃くなってきたし、「A Boy in Picca Season」が染みる頃合いだし、巡るものは巡っていく。

ただ、こんな事を言うのはどこかのベクトルから顰蹙買いそうだけど、緊急事態宣言で外の動きが鈍化した今年の春頃と同じように、夏や秋を感じたかった節が正直少しはある。
営みが大変なのはもちろん承知、その現実を少し脇に置かせてもらった上で言うと、あの時の空気の流れや澱みの激減、外気の埃っぽさの劇的な改善を感じ取りたいと思う節がある。

引っ掻き回された営みの再構築上には、そこらへんの意識が入ってたら嬉しいなあと。きっと入れないわけにはいかなくなってると思うけど。

さて8月も残り数日、そして間も無く9月。
個人的に今年の9月はやけに楽しみに思えてならない。


電子音楽や諸々を創作しつつ、反射された記録(活動、思考、日記など)を概ねランダムに残しています。もし何かの拍子に気に入っていただけたら幸いです。