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【絵本レビュー】 『チリとチリリ うみのおはなし』

作者/絵:どいかや
出版社:アリス館
発行日:2004年10月

『チリとチリリ うみのおはなし』のあらすじ:


チリとチリリ。
おそろいの自転車に乗った二人はどこへでもお出掛けします。
さて、今回のお散歩はどこにいくのかしら。
二人が暗い洞窟の中を通り抜けたそこはなんと海の中!
どいかやさんの人気シリーズ「チリとチリリ」第2弾は、夏にぴったりの爽やかな冒険が待っています。

『チリとチリリ うみのおはなし』を読んだ感想:

チリとチリリは息子が最初にハマった絵本です。この絵本で言葉もたくさん覚えました。『うみのおはなし』は購入した3冊目です。いつ見ても和む絵。素敵なカフェの素敵な飲み物や食べ物。息子以上に私がファンで買い集めている絵本です。このうみの話でもチリとチリリはやっぱり自転車。海の中を自転車で行くのは、思った通り息子の気をひきました。自分も行く、と言いださないかちょっとヒヤヒヤしますけどね。
魚たちのショーは浦島太郎の竜宮城を思い起こさせましたが、チリとチリリはもちろん「陸で母が待っていますから」なんて言わないし、海中から持って帰ったお土産で300歳のおばあさんになったりもしないので、安心してお楽しみください。

『チリとチリリ うみのおはなし』の作者紹介:

どいかや
1969年、東京都生まれ。東京造形大学デザイン科卒業。絵本の作品に『パンちゃんのおさんぽ』『いたずらコヨーテキュウ』『やまねのネンネ』(BL出版)、『みけねこキャラコ』『こねこのポカリナ』『おはなのすきなトラリーヌ』『トラリーヌとあおむしさん』『ふゆのひのトラリーヌ』(偕成社)、『チップとチョコのおでかけ』『チップとチョコのおつかい』『チップとチョコのおるすばん』(文溪堂)、『くりちゃんとひまわりのたね』『くりちゃんとピーとナーとツー』(ポプラ社)、『チリとチリリ』『チリとチリリ うみのおはなし』『チリとチリリ まちのおはなし』(アリス館)、『ねずみちゃんとりすちゃん おしゃべりの巻』(学習研究社)、『カロンとコロン はるなつあきふゆ4つのおはなし』(主婦と生活社)、『ねこのかあさんのあさごはん』(小学館)など多数。千葉県在住。


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