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【絵本レビュー】 『まほうのえのぐ』

作者/絵:林明子
出版社:福音館書店
発行日:1997年8月

『まほうのえのぐ』のあらすじ:

お兄ちゃんの大事な「まほうのえのぐ」をやっとのことで貸してもらい、絵を描きはじめたよしみ。ヘビが赤い絵の具を持ち去ろうとするのに気づいたよしみは、後を追って森の奥へ…。

『まほうのえのぐ』を読んだ感想:

林明子さんの絵は子供達だけでなく、お母さんたちにもとても人気ですね。最初の表紙を見た時点で、子供達は興味津々。絵の具、動物たち、絵を描く尺取り虫とかなりの情報が詰まっています。

絵の具って、特別な気がします。クレヨンでも色鉛筆でもなく、絵の具。チューブを押す感触とか、どんどん出てくる絵の具とか。絵の具を出しているだけで、なんだかものすごい絵描きになったような気もしますよね。4歳の息子に絵の具を渡すとグニグニ全部出してしまうので、ついつい「もったいない」と心から叫んでしまいますが、よく考えてみれば私も同じことしてたなあ。しかも4歳じゃなくて10歳くらい。。。

明日また大きめの画用紙買ってきて一緒に絵の具で遊ぼうかな。

『まほうのえのぐ』の作者紹介:

林明子
1945年東京生まれ。横浜国立大学教育学部美術科卒業。絵本作家として活躍中。「きょうはなんのひ?」(福音館書店刊)で、第二回絵本にっぽん賞受賞。「おふろだいすき」(福音館書店刊)で、サンケイ児童出版文化賞美術賞受賞。


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