コロナ世代大学生の日常2

 皆様お久しぶりです。「コロナ世代大学生の日常1」から大分間が空いてしまいましたので、軽く前回の内容をまとめておきます。

1.遠隔の大学生活スタート!とりあえずSNSのアカウント作成しよう
2.SNSでの繋がりがそのまま大学生活になりそうだ
3.Word、Excel、PowerPointが使える前提で授業が進んでいくよ

 これだけ見ると通信教育と何も変わりがない大学生活ですよね。正直なところ実際何が違うのか未だによく分かりません。ただ、授業料が高いだけなのでは?なんて思ってしまいます。まあ、文句を言っても何も変わらないので、一刻も早くこの状況に慣れるしかありませんでした。さて、2の内容に入るとしましょう。

 そんなこんなで大学生活が始まったわけですが、資料配布だけで授業のシステムを理解し、履修登録するのは中々大変でした。しっかりと授業を受けられるようにするためには配布資料を端から端まで読む必要があり、これを理解し授業を組むのは中々面倒くさいことでもありました。そして疑問が生じれば、恐らく対面なら直接聞けば解説してくれたでしょう。しかし遠隔ではいちいち問い合わせなければならないので、返事が返ってくるのを待つことになりとにかく時間がかかります。

 そうして6月になると受講する授業が確定し、だんだん本格的な内容に入っていきました。初めは苦戦していましたが、僕は授業形態に慣れてくるとむしろ遠隔の方が授業に集中出来るのではないかと思うようになりました。遠隔授業は確かに問題も多く生じましたが、パソコンで受講していたため分からない事は即その場で調べることが出来ます。そして周囲の雑音や環境を気にしなくて良いので僕個人にとっては割と快適な学習環境だったのです。

 ほとんどの授業で課題レポートや小テストが毎授業課されました。課題の提出を出席としていたので、通信障害での遅れやその他のトラブルが起こる可能性を考えれば一度でもなまけたりさぼったりしようとは思いませんでした。この先の見えない状況でやれることはその場で済ませておきたかったので、僕はどうしても単位を落としなくなかったからです。

 そして課題レポートやテスト以外の方法を出席とした授業もありました。それは同時双方向型の授業です。僕が受講した同時双方向型の授業では、ZOOMの使用が多かったように思います。このタイプの授業はその指定の時間内に先生の定めたルームへ入室して受講するものです。遠隔授業の中でも最も従来の大学生活に近いと思われる授業を受講することが出来ました。

 個人的にこの形式は嫌いではありませんでしたが、この授業の後に課題を課されるときつかったです。相談できる友達がそう簡単に出来る状況でもありませんし、そもそも他の受講者と交流をすること自体が難しいため、毎回課題は「簡単なものでありますように」と願っていました。

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