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SEを一度諦めた私がもう一度SEにチャレンジするまで

わたしは現在都内IT企業でシステム開発をするSEとして勤務しています。
ほんの数ヶ月前ー転職前は、別業界の別業種。
全くの畑違いのコンサルタントでした。

一年半前、私は西新宿の大きな会社でSEをしていた。
過労で勤務がままらなくなり、友人の紹介のまま何も考えず勢いで広告会社のコンサルタントに転職した。

そこから一年、仕事も順調で休みもしっかり取れる、人間関係もまあ悪くない。パワハラする上司もいない

一般的な【理想的な会社】だったと思う。
前より給料も上がり、美味しいものも食べられる毎日。
欲しかった洋服にも手がつけられ満足していた。

一年半経ち、ふと違和感を覚えた。
職業を聞かれてもSEを名乗れなくなったこと。
仕事を聞かれた時に、誇りを持って言えなくなったこと

小さな執着だったのだと思う
【SE】である自分に誇りを持ち、
自分自身【SE】と名乗りたかったこと。

SEはかなりハードだ。
体力勝負や交渉力は必要ではないものの、コードを最初から完璧に読める人間などいない。
バグは意図せず起きるし、何度やってもうまくいかないコードも書かなくてはいけない。

もうだめだ、と思う=仕事を諦める理由
にする必要もなかったのだ。
大変な仕事だから、向いてないわけではないのだ。
SEは、時間をかければ技術は確実に身につく。

失って気づく幸せとはこのことか。
SEという肩書きへの執着にようやく気づき、転職活動をスタート。
ブランクの長さは一年半、諦め混じりのスタートだったが専門職の経験はアピールに強く活きてくれた。
転職スタートから1ヶ月、晴れてまたSEを名乗る資格を手に入れた。

転職の軸には
給料、やりがい、仕事内容など色々あると思う

何も考えず転職した愚かな一年半前、わたしは【その仕事を誇れるか】を全く考えていなかった。
意外と転職の考え方には、これらが必要だと感じた。

仕事は誰でもすぐ出来るくらい楽でれば良いわけではない
人から仕事をどう思われても気にする必要はないというわけでもない

世間一般の【反骨精神】の一つともいえよう。
騙されまいと世間と逆方向を進んだら、自分の意思が置いてけぼりになってしまっていた。
皆さんは気をつけて。
世間の意見から一旦耳を塞いで、自分だけの考えで決断すると納得いく決断できるから。


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