見出し画像

古谷和也展開催中です。

古谷和也展が今日から開催です。
今展出品作を観ていると、じんとくるものがあります。近年、和也氏が『独自の信楽焼』の探究に挑んでいる事をお聞きしていたからです。
信楽焼は六古窯の一つとして平安時代頃から続く伝統あるやきもの。
和也氏もずっと伝統的な作品を制作してきました。それは勿論、何よりも大切なこと。ですが、時代が進み現代となった。そこで伝統あるものとは異なる、現代に合う自分にしか作れない信楽も提案したくなった。それは一体どんなやきものだろう?

そういった経緯を聞いていたので、どきどきしつつ梱包を解いていきました。すると、、、
新たな造形。妙味ある釉薬。それらが合わさり、とても強い作品となっておりました。
挑んだ足跡が昇華され、古谷和也氏の作品として結実されています。
僅かですが、花入の写真を載せておきます。

古谷和也氏の展覧会、ご高覧頂けたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?