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採用人数を2倍にしたノウハウでコロナ禍における採用成功の実現!!

こんにちは!株式会社アスナロの高木です!

withコロナ、afterコロナと囁かれておりますが、渦中での採用事情もそれ相応に変化しそうです。
このコロナ禍において、最大の論点はあらゆる場面での密閉、密集、密接である『3密』を避けることにあります。

密を避けることにおいて採用活動でも「オンライン」がスタンダードになり、母集団形成の核である合同説明会やイベントの中止が相次いでしまいました。
加えて、内定者フォローに関しても非常にタフな状況を強いられているのではないでしょうか?
内定者フォローに関してはこちらにまとめておりますのでご確認ください。


しかし、そんな中でも採用活動を成功させないといけない企業も多いはずです。

そもそも『採用成功』とは何か。

とある書籍には

『企業力』×『採用力』=『採用成功』

とありました。
しかし、どうでしょう。少し、抽象的な印象を受けますし、あらゆる人事様とお話をして来て「企業力を武器に出来ない」とよく伺いますので考えてみました。

『採用ストーリー』×『採用オペレーション』=『採用成功』


まあ、これでも若干抽象的なのですが。

つまり、採用ストーリーが緻密に設計されていて、設計したことをしっかりと遂行出来れば採用成功しますよ。

と、当たり前のことを言っています。
当たり前のことを言っているのですが、これがなかなか噛み合いません。


■採用ストーリー

後述する採用オペレーションが、採用ストーリーを遂行するという定義ですから、こちらの作り込みはかなり重要です。

採用ストーリーを分解してみると、大きくは

①ペルソナ設計
②コミュニケーションデザイン
③母集団形成

に分類されます。

『ペルソナ設計』に関してよくありがちなのが、本当に多いのは言語化ができていない、また言語化ができていても当たり障りのない言葉が並べられておりフワッとしていているケースです。
どこまでセグメント出来るか。また、何をもってそれを測るのか。この辺りまでは決め切りたいところです。

『コミュニケーションデザイン』は、タッチポイントをどのように作り出すか。学生の心理状態を踏まえたジャーニーマップを作成し、照らし合わせた上で接点を設計します。採用の通年化や早期選考が常識化した現在では自社への惹きつけを行うに当たって慎重にタッチポイントを作り出す必要があります。
事実、接触の回数を増やすことで内定承諾者数が増えた企業様も多く存在しております。

そして、各タッチポイントに合わせて、自社のペルソナに合った学生をどのような手法で集め『母集団形成』を行うのか。釈迦に説法ではございますが、母集団形成に関しては、イベントやダイレクトリクルーティングなど様々な手法がありますが、自社ペルソナと確実に出会える手法を選ぶようにしてください。

■採用オペレーション

続いて採用オペレーションになりますが、前述した採用ストーリーをどのようにして実行していくのか。
こちらも大きく分けると

①コンテンツ
②採用担当力

となります。

例えば、学生とのタッチポイントとして座談会というプログラムを実施するとした時に、座談会の中身の部分である『コンテンツ』はどうでしょうか。貴重な機会にスベるわけにはいきません。アトラクトを行うにあたっても、コンテンツは時間をかけて作り上げるべきです。

そして、もう一つが『採用担当力』です。最高の採用戦略やストーリーが存在していても、採用担当者に力がなければ2秒で終了です。
仮に私がイチローさんが愛用しているバットを持っても、バットにボールを当てることすら出来ません。
ですので、しっかりと戦える準備が必要です。特に、昨今の採用合戦で各企業の採用担当者は明らかにレベルが高いことが証明されているため、さらなるレベルが求められます。

コロナ禍における採用成功の可否は採用担当力が本質だと考えています。
厄介なのが、この採用担当力というのは自信を持って「自分は高い」となかなか言い切れないのではないでしょうか?
様々な要素が絡み合い、複合的に学生が「入社」の意思決定をしているため、自身の力が可視化されにくいですし、何を持って「採用担当力というのか」という議論もありそうです。

しかし、コロナにより状況が大きく変化した今、周囲の企業よりも自身のスキルを向上させることが何より大切です。

面接でのコミュニケーションスタンスに問題がないか?
学生の意思決定のメカニズムは把握できているか?
学生に対してヒアリングを実施しながらチューニングは行えているか?
適切な視点の転化は実施できているのか?


など、細かな部分まで確認する項目は多く存在しております。

さらなる採用におけるスキル向上のためにも採用担当者様向けのハンドブックをご用意いたしましたので、是非ダウンロードいただければと思います。


緻密な採用ストーリー設計の後に、オペレーションを実施されるかと思いますが、ここでの選考スケジュールは過密であればあるほど良いはずです。一人でも多くの学生と親密な関係を作っていただける一助になることを期待しております。

採用において、緻密・過密・親密の『3密』を是非実現ください。

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