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証し:王陳鎮(わん・ちぇんじぇん) さん(18歳・男性・学生さん)

私が神を信じるようになったきっかけは、父が教会に通った事で家族仲が修復されたからです。  私は大変な難産で生まれ、母は私を生む際に亡くなりました。父は愛情深く私を育ててくれたものの、常に私に対して愛情と憎しみの入り混じった感情を向けていたように感じます。  13になった頃に私は「何故私には母がいないのか」と父に訪ねました。父はしばらく顔を掌で抑えた後に私が生まれる際に母を結果として死なせてしまった事、父が深く母を愛していた事、私の事を心の何処かで恨めしく思っていた事を母とのツーショットを見せながら告白してくれました。父は口に出すのも辛いことを私の為に話したのです。私はただ泣いて父に謝りました。  それから5年ほど家の中での会話は途絶えがちになりました。  私が16になった日の朝に父は私を教会に誘いました。私は父を無宗教だと思っていたので驚いた物心の、これにより親子関係を修復できるかもしれないと付いていく事にしました。私が父に何故行くのかと尋ねると父は母がその教会に通っていたことを教えてくれました。  その日は結局父に教わりながら教会を暫く見学しただけでしたが帰り道に、父が唐突に私に対して今までの行いを謝り、母の死は私のせいでは無いと言ってくれました。父はある日気まぐれで母の教会に足を運んだそうです。そこで急に私との関係を今のままではいけないと思い立って私を連れてきたとのことでした。  私は困惑した物のそれ以上に父が私を許してくれた事が嬉しくて、あの日の様に泣き出してしまいました。その日以来私と父の間にあった蟠りは無くなり、今では父と一緒に教会に通っています。この事がきっかけで私は神を信じるように成りました。だってあの日父を動かしたのはきっと神に違いないのですから

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