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地域力創造アドバイザーが教える、学びの広場②|自分のコミュニティを作ろう

みなさん、こんにちは。AsMamaの金澤です。

今回は、前回に引き続き、「学びの広場」でお話している内容をご紹介したいと思います。

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広島のまちづくりコミュニティ「マリモコネクト」を中心に行っている学びの広場は、「シェア・コンシェルジュのみなさんが“やりたいこと”を形にして、多くの方に届き、長期的に継続できるようになるため、自信を持つこと」を大切にしています。

第2回目は、「自分のコミュニティを作ろう」ということで、コミュニティの育ちかたの話を学びました。

コミュニティを作ろうとするときに、多くの人に参加してもらいたいと思って、最初から大掛かりなものを考えてしまうこともあります。
でも、大掛かりなものは準備が大変です。誰かの困り事を解決しようとしたときに、その全部を一度に解決しようとすると、結構な準備が必要です。

小さく、まずは始める。

例えば、すごく大きくなったコミュニティを見ても最初は小さく仲間内から始めたものもたくさんあります。
例えば、世界三大宗教のイスラム教は現在16億人の信徒がいますが、ムハンマドが最初に布教したのは、自分の奥さん。その次に親戚からでした。
昔の中国の漢も、劉邦という皇帝になった人が数人のグループで国の工事への招集から逃げ始めたところから始まっています。

少しスケールの大きな話ですが、最初の人数の少なさは、広がっていくかどうかには関係がないことなのです。

なぜ小さく始めるの?

小さく始めるといいことは、調整が少なくなることです。
調整ごとの多さはやる気を削がれる原因になります。
まずは、自分たちがやりたいことでいちばん大切だと思うところから始めてみましょう。

例えば、地域の高齢者の方の外出が大変だからどうにかしたいと思ったときに、それを全部解決しようとするとかなり大変なことになります。法的な許可をとって、予約システムを作って、シフトを組んで誰かがいつも待機しているようにしなければならないのですが、それを0から作るのは相当負担が大きいです。

でも、例えば「お買い物に一緒に出かけよう」というような活動から始めてみるのはどうでしょうか。困りごとの全ては解決しませんが、簡単に始めることができます。

まずは、小さく始めてみること。
大切なのはやる気を失わないように楽しむこと
です。
そこから徐々に大きく育てていけばよいと思います。

金澤一行
総務省地域力創造アドバイザー、埼玉県官民連携アドバイザー。
大学院にて公共政策学を専攻し、シンクタンクでの研究員、㈱リクルートでの新規事業責任者を経て、当社に参画 。


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