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写真で愛を伝える手段に良い悪いはあるのだろうか?

しばらくルートインBCリーグの話題ばかり書いていましたが、今回はちょっと違う話題。
BCリーグ関連の写真も載せていますが、今回は「写真」がメインのお話です。
ちょっと真面目に、たまにユルく書きました。

カメラを使って選手などの写真を撮る意味

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「なぜ写真を撮ろうと思ったのか」
各スポーツで写真を撮るみなさまがどう考えるか、それは十人十色だと思います。
笑顔が撮りたい、カッコイイプレーが撮りたい、面白い瞬間を撮りたい、試合の備忘録として撮りたい…さまざまかと思います。
でもそれって、大元はチームや選手、被写体によってはチアガールやマスコットたちへの「愛」がないと成り立たないかなぁと私は考えています。
愛とは書きましたが、そこまで重い意味合いではなく、私の中では広義的な感じに捉えています。なんでしょう…「興味」とも取れますかね。
そもそも興味がなければカメラを向けることだってないですし、この選手のここを撮りたいなんて浮かぶはずがないですからね。

オタクがその界隈の「沼」に落ちるキッカケだって様々なんだから、愛情表現だってそれによって変わってきます。
顔から入った人もいれば、プレースタイル、ポジション、性格、趣味…いろんな理由から入っているんだから、撮りたいものだって自然とそうなってくるんじゃないかなぁ?って思います。

女性は選手の顔アップしか撮らないのだろうか

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4月25日にTwitterにとあるツイートが流れてきました。
簡単に言いますと、とあるスポーツチームの公式カメラマンらしき人から「女子の撮る写真は試合前の表情とか、顔だけしか見ていない」とファンの方に言い放ったらしい、という内容。
(勝手にこの記事を書いているので、元ツイはあえて載せていません)

公式の人がファンに対してそんなこと言うのか?と思うこともありましたが、こういった固定概念のようなもの…実際そう言う人を見たことがある自分としては否定できないんだよなぁ、と。私自身が言われた訳ではないですけど…。
とにかく、誰が言ったとかではなく、ああいう「女は選手の顔しか撮ってない。顔のアップばかり載せてる」という偏見は一定数存在するんだろうなと私の中では感じています。

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実際のところどうでしょうかね?
狭い範囲だけで見ても私の周りの女性陣、顔アップしか撮らない人はほとんどいない気がするのです。
むしろ男性陣に負けないくらいゴリゴリのプレー写真を撮る人もいるし、公式顔負けのクオリティを載せてる人だっている。チアガールやマスコットも撮ったり、試合前から試合後まで大忙しなんですよね。
正直、撮り手の性別だって関係ないです。カメラ持ってる人はみんな「愛」の為にそれぞれ頑張っているんだッ!

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もちろん中には顔アップだけ撮る人だっていると思いますが、それが悪いことかと言われたらそんなことはないはずです。
それも立派な愛情表現ですからね。愛を伝える手段のひとつなんだからそれを嘲笑って否定するなんてとんでもない。
前述の通り、さまざまな目的でカメラを向けているのですから、目的の数ほど「愛」があるわけですよ。愛は無限大!
そんな無限大の愛の中のひとつを、重箱の隅をつつくようなことを言って馬鹿にしてしまうなんて、なんて勿体ない見方をしてしまっているんだろう…と悲しくなりますよね。

私も改めてですけど、これからも自分が持つ「愛」を正しく貫けるよう胸張ってカメラを構えたいなと感じましたね。

愛があれば何でも良いのか?

そんな感じで、件のツイートに関してはそういった気持ちが改めてわき上がってきました。
ただ、お節介ながらこれだけは自分も気をつけようと思っていることを伝えるとすれば「愛があれば何やっても良いわけでもない」ということでしょうか。
※ここからは「愛」については広義的ではなく狭義的な意味合いの話になると思います。

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愛は無限大と書きましたが、無限大に拡がるということは良い方向にも悪い方向にも拡がるということ。
その「悪い方向」に行ってしまっては危ないよ、と思うのです。

今回の話題のひとつにもなった顔アップも、笑顔や真剣な表情とかを載せるぶんにはまったく問題はないのですが「あまりに変顔が過ぎるのでは?」とか、そういった「おや?」と思う写真が時折流れてくるのです。
選手本人がわざとそうしているなら変顔写真もアリかもしれませんが、何枚も連写したうちの一瞬の表情筋の緩みor緊張じゃないのコレって写真はさすがに載せるの渋ってくださいよ…って思ったりもします。

たまーに選手本人がそれを見て「うはwww 変顔やばwww」みたいなことを言う人もいるので、絶対にダメという訳でももしかしたらないのかもしれません。
これはもう私の勝手な「自分ルール」みたいなものなので、ゴリゴリに押し付けてはいけないのかもしれませんが、私の中で選手に対するリスペクトの意味を込めて、そういう写真は載せないようにはしています。

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そうなると載せるときにめちゃくちゃ悩むのがプレー中の写真ですね。
どのスポーツにおいても選手は必死にプレーしているので、表情を作るなんてそんな意識できるわけがなく。
そのため「プレー自体はめちゃくちゃカッコイイけどよく見たらほぼ白目剥いてた」なんてこともよくあります。
そういうのはなるべく載せないようにしていますが、全体の構図を見てプレーメインで見れそうなのは上手くごまかして載せたこともあります。
(すいません、まずかったら今後は載せません…)

私は試合前から試合後まで満遍なく撮ってしまうから、毎回写真の枚数がえげつないことになりがちなのですが、そういった「あまりに載せるには厳しい写真」というのをボツにしていくと実際にSNSなどで載せられる写真って本当に数えるくらいの枚数しかない!
私に限った話にはなりましたが、愛情表現の為の労力もどれだけかかっているかがお分かりいただけたかと思います。

愛情がしっかりと「良い方向」に向けられていれば、その写真はキラキラと輝くのでは、と思います。
機材とか、画質とか、腕とか、ぶっちゃけそんなの関係ない。写真から愛情って直に伝わるんですよ、ほんとに。
「悪い方向」に向いてしまうと、どんなに撮った人が「愛はある!」と叫んでいても、あまりにリスペクトに欠けるのでは…と感じてしまいますね。

個人的見解も入れてはしまいましたが、自分に改めて言い聞かせるという意味も込めてちょっと脱線した話を入れました。
(私も見境なく載せてた時期があったので、日々反省しながら写真と向き合ってます…)

最後に

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今回載せた写真、たぶんお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ほぼ「選手の顔(表情)メイン」の写真をチョイスしました!
プレーをメインで撮っている私だってこういうのは撮るのですよ。試合中でいえば、展開次第で表情って変わりますし、逃せない瞬間ですからね。

もう一度言う、愛は無限大!
だから写真という愛情表現が(基本は)良いとかダメとかなんて存在しない!
キッカケの数ほど、沼の数ほどいろんな写真があるんだぜ!

以上です。
結局まとまりのない文章になってしまいました。すいません。
ここまで読んでいただきありがとうございます!

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