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アボンリーへの道 #05

アボンリーへの道 #05 Song of the Night / Old Lady Lloyd 心にひびく歌声
あらすじ
かつての大金持ち、ロイドさん。ひとりで大邸宅に住む
彼女への好奇心から、ロイドさんの家に忍び込むセーラ。
ロイドさんは心を閉ざしていたが、わりと親切な人でした。
セーラは彼女と友だちになり、ロイドさんのために
ひとはだ脱ぐことになります。

コメント
今回も、セーラのおかげで島の人の心がほどけ、
ハッピーエンドになる話でした。
セーラってかなりおせっかいです。
人のために、なんとか役に立ちたいとがんばっていて、
毎回、ハラハラしたり、ほのぼのしたり。

ここ数回、老人が主人公になっているため、
全体的に地味なストーリーばかりです。
ヘティおばさんとか、
マニラとか、
リンド夫人とか、
存在感ありすぎ(笑)
完全にセーラの話じゃないね。

第1シーズンが地味だという噂があります。
これから先、セーラのまわりの少年少女たちや
セーラ自身の成長があって
だんだん、盛り上がってくるそうですから、
今後の展開が楽しみ。

今回のストーリーは、ロイドさんがやたらと
自分の家にかけられている呪いがどうとかって
口にするんです。
そんなに呪いがこわいなら、
教会へ行け!

迷信深い彼女の、ほんとうの本質を突く
セーラはかしこい女の子。
そう、問題は呪いではなく、
見栄とプライドがありすぎるってこと。

もちろん、過去の栄光を考えれば
いまの没落は、はずかしいでしょう。
しかしそれはもう、気にしている場合じゃない。
現実に、助けたいって人がいるんだから
遠慮しなくていいのに……

プライドと見栄が障害になる話は、
マニラの恋バナとちょっと似てるかもしれない。
マニラも、自分への詮索がうんざりして、
プライドを守る為にウソをつく話が
「うわさの恋人」でありましたね。

ロイドさんの心は、シルビアを助けることで
ある程度、満たされることになります。
フェリックスとも仲なおりしたセーラ。
今後も活躍が楽しみ。

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