500字程度エッセイ集:鯉のはなシアター

  広島に住んでいると、カープと原爆の話を毎日のように聞かされます。
平成30年9月9日(日)時点で、カープは五連敗中。
七連勝の後だけに、「マジックが帳消しになるのでは?」なんて義母と話しておりました。

おとつい、『鯉のはなシアター』という本を読む機会があって、それによると、カープが貧乏球団だった頃、合宿する場所もなく、ある旅館の女将が自分の家財や土地を売って、カープを養ってあげたって話が載ってました。

そして、熱狂的なファンが、巨人軍の選手にビール瓶を投げつけてけがをさせ、巨人が「今後ゲームしない」って言ったとき、身代わりに二人の男が出頭した話も載ってました。娘さんは、父親が犯罪者になったので悲しかったけれど、実はそれが違っていたという新聞の報道に驚き、感動したと言うことです。

あるサイトには、スポーツ店がカープに無償でユニフォームを提供し続け、そのせいで倒産しちゃった話も載ってました。
弱小だったカープでしたが、いまや三連覇が目前。わたしも応援してくれる家族のために、がんばろう!

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