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ハリポタ映画「アズガバンの囚人」感想03(最終回)

今回は、バックビーク救出とパトローナムの出現についてです。
 
タイムトリップ
ドラコのせいでヒッポグリフのバックビークが処刑されそうになるのを、
ハーモニーとハリーがタイムトリップして助けます。
過去の自分に気づかれないよう、苦労する二人を見て、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)だー」
時間SFが大好物なので、当然BTTFも見てます。
ところが自分が見られたらどうなるか、という説明は
ダンブルドアはしていませんが
おおかた、「宇宙の破滅だ!」
なのでしょう。
ファンタジーにSF要素を絡めるということに
反対意見もあります。
 
タイムトリップだけでもややこしいのに、
これにハリーの両親を殺した真犯人が現れたり、
ややこしいったらありません。
 
他者に情けをかけるハリー
真犯人が、ほとんど「ゲゲゲの鬼太郎」の
ネズミ男(笑)。
この、憎むべき男を殺そうとする大人たちを
ハリーは制止します。
人殺しになって欲しくないって。
優しい言葉。さすがヒーロー。
 
牡鹿のパトローナム(守護霊)、出現
ハリーを守っていたシリウスが、ルーピン先生に倒されます。
そこへ襲いかかるディメンター。
最初は守護霊魔法が使えないハリーですが、
あとで使えるようになります。
疑問が一つ。
最初できなかったことが出来たのは、なぜ?
二回目のハリーは、どんな幸福の記憶があったのでしょうか。
あるいはこれは、運命なのか。
過去を変えるためにしていることは
すべて過去の固定化なのか。
 
今日の名台詞 その1
「時間とは、不思議なものじゃ。強力じゃ。いたずらに扱えば、危険がともなう。(中略)ルールはわかっておるな? 見られてはならん」
 ダンブルドアの台詞です。
敵にしたくないタイプ。
 
今日の名台詞 その2
「愛する人は決して離れたりはしない。いつでも、そばにいる。ここにね」
シリウスは、ハリーの胸に手を置きます。
 「千の風になって」。墓の前で嘆かなくても、すぐそばで風になって見守っているよってことですね。
 

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