アボンリーへの道　#77

A Time to Every Purpose 心の迷い
あらすじ
フェリシティは、医科大学の進級登録の期限に
書類が間に合わなかったため、進級できなくなってしまった。
気落ちするフェリシティだったが、スノー医師から助手にならないか
との申し出を受け働くことにする。
コメント
　目の前で、妊娠していた友だちが、出産直後にショック死。
そりゃあ、フェリシティだけでなく、
だれでも心の中で、迷いや葛藤が生まれるでしょう。
幸せの絶頂から、不幸のどん底へ落とされた夫のセスが
かわいそすぎる。

しかし、イザベラおばさんは言うんです。
「後悔のない人生が、幸せな人生よ」
まるで羅王みたいなことを言ってます。
後悔のない人生なんて、普通の人は送れない。
ということは、普通の人には幸せは
遠い世界のものなのでしょうか。

せっかく医学の道に進む夢を抱いて、
それに驀進していたフェリシティ。
しかし、逃げ道があるから、
ふつーの主婦になるんでしょうねえ。
さすが原作者はモンゴメリー、
女性の独り立ちというテーマは
あまりお呼びじゃないみたいです。

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