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アボンリーへの道 #03

アボンリーへの道 #03 The Quarantine at Alexander Abraham's
すてきな看護婦さん
あらすじ
無謀にも、人嫌いのエイブラハム宅へ忍び込んだセーラとフェイマス。
ここで働いているジェームズ少年の消息を訊ねに来たレイチェル・リンド夫人と
いっしょになります。なんとジェームズ少年は、天然痘にかかったらしい。
四人は心ならずもエイブラハム宅に、2週間、隔離されるハメになりました。
そこでリンド夫人は……

(感想)
「文字なんか食べられない」というリンド夫人に、エイブラハムが
「文字は心の糧さ」と言い返しちゃう。
リンド夫人はやり込められてぎゅーの目です。

今回の主役は、このリンド夫人。
毒舌家で、ガミガミ屋で、おせっかいなんですが
天然痘にかかる危険をおかしても
エイブラハムさんの看病をするという
ちょっと人にはマネできない
高貴なところがあります。

あんなに気難しい人なんだから
セーラも苦労するだろう、と思ってたら
彼女は意外と働き者で、リンド夫人は見直します。
ヘティの教育のたまものでしょうな。

リンド夫人は料理上手。
エイブラハムの飼っている
犬がなついてくるので辟易してますが、
動物って、人間の本質がわかるんだよね。

今回、映画・ドラマ版の「赤毛のアン」に出ていた
マニラ・カスバートさん(俳優もおなじひと)が
出ていましてね。
原作ではどうなんだろうと、興味が湧いてきました。
このシリーズ、原作をかなり変えているらしいから
読んでみるのもアリかもしれない。
……時間がない……

セーラの純粋で無鉄砲なところが
人々の心を動かしていくのです。
アボンリー。いいところだね。
田舎で、窮屈な面もあるけど
人情にあふれてる。

リンド夫人とマニラのやりとりも楽しいけど
エイブラハムとリンド夫人のやりとり、
これは絶妙です。
自分がおせっかいだとわかってるのに
そのおせっかいをやめようとしないリンド夫人……

人は変わらないって口では言ってるけど
どうなのかな?
エイブラハムに、期待している面もあるかもしれない。

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