見出し画像

アボンリーへの道 #23

アボンリーへの道 #23   Dreamer of Dreams 動かぬ証拠

あらすじ
ジャスパー・デイルは、二人乗りの自転車を自作できる腕前を持っている。
オリビアは、それが自慢で、こんど空飛ぶ車を作ると
島中の人に言いふらし、人々の嘲笑を買ってしまう。
傷ついたジャスパーは、自分がオリビアにふさわしくない、
と思い込むが、そんな折、新聞社に泥棒が入り、
有り金をかっさらうという事件が起きる。
その事件の犯人は、オリビアだというのだが……

コメント
てっきり、いつもオリビアに突っかかっていた、
あの老人が犯人だと思ってましたが
まさかまさかの大逆転。
伏線の張り方が見どころです。

セーラとフェリシティの新聞ごっこが
とんだ騒ぎになってしまいますが、
それでなくとも犯人扱いされた上に
ジャスパーからつれなくされて
オリビア、泣きっ面に蜂。

一晩中泣きまくってるので、
セーラがジャスパーの所まで行って
いろいろ言うんですが、
ジャスパーは聞く耳を持ちません。

ジャスパーは、自分に自信が無いんです。
夢見がちな少年みたいなところがあるからね。
オリビアにとっては、そここそが
ジャスパーの魅力なんですが。

あんなにつれなくしていたのに
オリビアが苦境に立たされていると知ると
勇気と知恵を絞り出す。
ジャスパー、ほんとはオリビアが
大好きなんですねえ。

そしてヘティ伯母さん。
「オリビアの問題だから」
と言って、あれこれ悪口を言うクララを
相手にしていません。
内心では、応援してるんだね。
外面ばかり見ているのかと思ってましたが
わりと、いい面がある。

持ち前の正義感とオリビアへの愛から、
カメラに仕掛けをして
動かぬ証拠をバッチリ撮るジャスパー。
夢ばかり見てるわけじゃ、
ないんですね。

大人になりきれない
ジャスパーは、芯のところは
しっかりしている人だ。
この人なら、オリビアを
任せられると思わせる
エピソードでした。

この『アボンリーへの道』って
ぜんぜん『赤毛のアン』とは違う。
びっくり。

#テレビドラマ感想文

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?