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台湾旅行記 そのろく 3日目(最終日)

はじまりはこちらから。

3日目最終日はのんびり起きるところからスタート。
本日はブランチの予定なので、目的地の開店時間までゆっくりする。
とはいえ何も食べないのも落ち着かないので、行きの機内食についてきた毎日果実をいただく。レーズン美味しい。

時間近くなったのでチェックアウト。
荷物は預かってもらえるそうなのでお願いした。ロビーの隅に置いてもらえるだけなので、気になる人はコインロッカーを探すほうがいいかも。

そういえばホテルの斜向かいによく見る名前のお店があったことを思い出し寄ってみる。

永和豆漿大王。同じ名前の店がたくさんあるらしい。「めにゅー…?」と聞いたら日本語メニューを出してもらえた。
米漿と葱花蛋(ピーナッツ味の飲み物と葱入り卵焼き)をテイクアウト。米漿は温かいのしかないと言われてそちらに。これがものすごく美味しい。甘いピーナッツが沁みる。個人的には豆乳より好み。ストローでギリギリ吸える温かさもいい。

しばらく歩いて目的の店に到着。

早くもクリスマスムードのお方。

鼎泰豊新生店。開店より少し前に着いたので、整理券をもらったら近くの公園に移動。

米漿、葱花蛋。合わせて38元。

ビニール袋に直接入れられた卵焼きのチープさがたまらん。ネギがざくざく。卵に飢えていたので補給出来て大満足。
少し休憩して再び店に戻る。

階段前の看板娘さん。

席に案内されたらネットでオーダーして、確認出来たら注文完了。
メニューは公式で確認もできるので、あらかじめ決めておくとよさそう。

小籠包3種。555元。ピントは小籠包に。

ノーマルな豚肉、蟹味噌、ヘチマとエビをチョイス。
中身が美味しいのは言うまでもないが、皮が日本と違う。柔らかい通り越してとろける。この繊細さが職人技なのだろう。
あっという間にペロッと15個完食。
大きい店はクレカが使えて便利。

ここからは散策。
六月初一でエッグロールをお土産に買う。試食したらどれも美味しくて迷った。サイズの種類がなかったのが残念。
有名な葱抓餅の店は、そこそこ並んでいたのとお腹に余裕がなかったので断念。
近くの雑貨屋を覗いたりしてのんびり歩きながら駅へ。

R07(O06)東門駅からR11(G14)中山駅乗り換えでG13北門駅に行こうとしたところ、まさかの乗り過ごし。敗因:ツイッター。
しかしせっかくなのでG12(BL11)西門駅で降りて散策。
ここでまた有名店の前を通ると気付く。
お腹と相談してOKをもらい、注文票を受け取って列へ。
なかなかに密集した店内。小さくなって待っていると、ふとお隣に先に運ばれてきたものが回された。サイズが違ったらしい。お隣が手を付けてなくて良かった…。

滷肉飯加煎蛋(小)。50元。

甘めの肉に半熟卵が合う。そうそうこれこれ感。
これまたあっという間に食べ終わってしまった。

流石にもう何も入らん、ということでひたすら歩く。
一駅分ほど移動して迪化街へ。
ドライフルーツが美味しそうだったので台湾マンゴーを購入。

ドライ台湾マンゴー200元を買った店。

このあと同じような店が多数あった。少量で安価だったりもするので、食べ比べしてお気に入りを見つけるのも楽しそう。
しかしこの時点で現金がほぼ尽きる。

目が合っただけで近づいてきた、どこかの看板お猫様。

写真を撮り損ねたが、北上しようとして建物の間から飛行機が見えてびっくりした。機体が全部見えないくらいの大きさ。どれだけ近いんだ……。
続いて近くのスーパー、家楽福(カルフール)重慶店に移動。出入口に迷う。

カルフール重慶店。

エレベーターと動く歩道がある。歩道をシニアカーがノンストップで入って行って少しびっくり。確かにエレベーター待つより楽だし、店内も割と広めなので日本より勝手が良さそう。
目当てのほんだし帆立風味とタピオカチョコ、パイナップルケーキを購入。クレカ様様。

さて、時間はあるが現金がない。
行きたい店がグーグルマップの口コミ内の情報だとギリギリいけそうな値段とわかり、とりあえず移動。
残念ながら値上げされていて、1元足りなかった……。
1元分、量を減らしてもらえたりしないだろうかとも考えてうろうろしたが、そもそも伝えられる自信がないので撤退。

しかしここまで来たからには、と近くに何かないか検索してみると、タピオカドリンクの店を発見。
CoCo都可 林森北店。レビューでは日本語メニューを出してもらえたとあった店舗のはずが、ないといわれたので無難なものを指差しで。持っていた画像から微糖を無事注文できた。クレカは駄目だが悠游カードはOKと言われるも、反応せずに結局現金払い。カード型のものじゃないといけなかったのかもしれない。

珍珠奶茶。45元。

まだ日本でブームが来る前、高校の近くにできた思い出のタピオカドリンク店に似た味だった。なくなって数年後にタピオカブームが来たときは、嬉しいような悲しいような気持になったことを思い出す。
いつもタピオカを先に食べきってしまうんだよなぁ、と少しずつ食べていたが、固まっていたことが発覚。少々持て余してしまった。早めにかき混ぜて遠慮なく吸う必要があると学ぶ。

いい時間になったので、ホテルへ戻り荷物をピックアップ。
残りの現金9元を駅でチャージして手持ちをなくす。カードの残りはそこそこあったから、もう少し細かくチャージすればよかった。

空港でフリーWi-Fiが使えるのを確認し、ポケットWi-Fiを返却。OKサインをもらって一安心。
買ったお土産をキャリーバッグに詰めて預ける。持っていくか聞かれた時点で、機内に持ち込めるぎりぎりの重さであることを気付ければよかったが、完全に預ける気でいたのでそのままお願いした。
ゲート近くでまたお土産を買って機内へ。

ゲート前の豚さん。

機内食は焼うどんを選択。思ったより美味しい。パンはいらないと断ればよかった。バターがついてこなかったのは何故だろう?

機内では『ジョゼと虎と魚たち』の劇場アニメ版を観た。
綺麗な絵と物語だなぁと思っていたら、あとから調べると原作や実写とはかなり違うらしい。なるほど令和向けと言われればそうかもしれない。

預け荷物がなかなか順番が来なかったり、出国のための手続きが上手くできていなくて焦りながらスマホ駆使したりと、羽田でもたつく。ここにきて詰めが甘かった。
終電ではなかったが日付は越して帰宅。

というわけでまとめ。
まず事故なく無事に帰ってこられて満足。飛行機も5年ぶりだし、各種手続きもなんとかクリアできてよかった。
マナーだけでも調べたのは正解だった。各店で旅行者として甘えてしまったところは多々あるが、やさしくしてもらえたのは有難かったし嬉しかった。とにかく「謝謝」だけは忘れずに伝えられたと思う。
ビビりすぎて最低限のものしか食べなかったのは少し後悔。お酒も控えたので、ホテルで買い食いとかしてもよかったかも。
雨が降らなかったのは幸いだった。旅行の天候運は昔から良いのであまり心配してなかったが、もろもろ時期がよかった。
11月に予想外の暑さだったので、持っていった上着がとにかく邪魔だった。結局必要だったのは行きの最寄り駅までとか……。

正直なところ、期待を大きく超えるような出来事はなかったが、やりたいことはまだまだある。ついYouTubeでは台湾一人旅の動画を見てしまうし、グーグルマップにピンは日々増えていく。
もともと観光地は季節に合わせて2回以上行くのがすきなので、夏のマンゴーの時期に行ってみたいが、はたして情勢はどうなることやら。

なお今回の旅のオチは、キャリーケースについた預け荷物用のシールを張りっぱなしだったことに、数日後の休日になってはじめて気づいたこと。電車でもローマ字とはいえ名前つけて歩いていたなんてとんだ赤っ恥。白に模様が入っていたので目立たなかったはず……、と自分に言い聞かせる。最後まで油断せずに行こう。いつも心に手塚部長。

以上、初めての台湾一人旅の記録でした。

心強いお供ありがとう、ふわふわのくまさん。

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