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「非キラキラ」編集者の1日、紹介します

「私の1日」紹介します と題して、アスク出版で働く社員を紹介する連載の第3弾!!

今日は英語編集部の「非キラキラ系」編集者、「アスクの狼」1日を見てみましょう生態に迫る
アスクの狼は、先日発売された『シャーロック・ホームズで学ぶ英文法』の著者のひとりであり、編集担当でもあるベテランです。

「キラキラ」編集者の1日を紹介したこちらの記事を先にお読みいただくと、一層お楽しみいただける内容となっております。

*****

こんにちは。
たい焼きを食べるときは、猫舌なので、少し経ってから食べる派。英語編集部のOです。
もうすぐホワイトデーなので、私が愛用している文法書を紹介します。チョコのお返しにもぴったりです。

この人たちと『英文法解説』が手の届くところにないとメンタルが崩壊します。
『英文法解説』はカバーがボロボロになったので、カバーは捨てちゃいました。

高校生のころから江川泰一郎のA New Approach to English Grammarなどと一緒に育ったので、こういった「ごつい」文法書に親近感を覚えてしまいます。ちなみにこの本たちには特に名前はありません…(あ、でも、古仏語を研究している女子で、辞書に名前を付けている人が昔いたような記憶があるな…)

そろそろ私の話をしないと怒られそうなので、安藤や江川や安井や久野や高見やQuirkやJespersenやCurmeやZandvoortの話はまた別の機会にします。

私が所属する英語編集部では、主に英語のいわゆる「語学書」を制作しています。


9:30~ ツイッターのチェック

英語編集部では、毎朝10分ほどのミーティングは行っていません。
半ば廃ツイと化しているので、ツイッターには割と張り付いています。

英文法界隈には、まるでthe other side of the globeに住まわれていらっしゃるかのような活動パターンを見せる方々もいらっしゃるので、夜中にどのような議論が交わされたのかをチェックします。

自分に対するコメントがあった場合は、基本的には「ぐわわっ」というレスをつけます(「わ」を重ねることで、Z氏のパクリではないことを暗に主張しています)。


10:30~ 編集会議

週に1回、編集会議が行なわれています。この編集会議は、
・売上報告
・進捗状況
・営業部からの報告
などを中心とした、貴重な情報交換の場となっています。

編集という職業は、とかく孤独感を感じがちです。
そのため、例えば「苦労しているのは俺だけじゃないんだ」ですとか、
「よかった…。遅れているのは私だけじゃないのね…」といった、安心感を得られる場として大変貴重です。嘘です。


12:30~ ランチ

ランチ 昼ご飯は、だいたい12:30ぐらいに行くことが多いような気がします。多くの場合、近所のお弁当を買ってきますが、近所のお店に行くこともよくあります。
以下の店に出没することがあります(非キラキラ系なので写真はありません)

レストラン トリノ
飯田橋といえば「トリノ」で決まりでしょう。ランチ、少しお高めではありますが、地下は「ドリンクバー」形式になっていますので、ゆったりできます。地下担当のお姉さんは、とても気さくでいい人です。よく飴やチョコをくれます。

翁庵
いわゆる「お蕎麦屋さん」ですが、ここの名物は「かつそば」ということになっています。その名の通り、そばの上に「とんかつ」が載っている、少し強引な感じのする食べ物です。私は「かつそば」より「かつ丼」のほうが好きです。

大衆酒蔵 鳥よし
割と最近改装されて、きれいになりました。個人的なお勧めは「サバ塩」です。焼きが甘いことがあるのが玉に瑕。

天下一 飯田橋店
お勧めは「マーボー丼」です。餃子も大きくておいしいです。ランチのセットはたしかにリーズナブルですが、あえて「マーボー丼」を頼むのが粋です。

「キラキラおしゃれカフェ」ではなく、上記のような加齢臭漂う店を好みます。が、自分のデスクで、好きな昭和歌謡の動画を見ながら、買って来た弁当を食べることが多いなー☆


13:00~ 企画立案&著者との打ち合わせ

今月の企画会議に向けて、著者の先生と打ち合わせをすることもあります。

著者として譲れないポイント、編集者として譲れないポイントがうまく擦り合わせられず、微妙な空気になってしまうこともありますが、そこは頑張って乗り切ります。

こんなご時世にもかかわらず、割と対面で打ち合わせをしてしまうことが多いのですが、どうなんでしょう。
もちろんZoomで打ち合わせをすることもありますけど、会って話した方が盛り上がるので…。


15:00~ 校正業務

じっくり読んで、しっかり校正。
といきたいところですが、たいてい時間に追われています…。
ゲラの形になってしまうと妙に「安心」してしまうので、ガシガシ赤字を入れられなくなってしまうものです( #編集者あるある )。
ですから、WORDの段階で、命を賭けてしっかり校正するのが最大のポイントではないかと思います。

デスクの横にはお菓子ボックスが。
意外かもしれませんが、甘党なんです。


17:00~ 原稿執筆

『○○で学ぶ英文法』シリーズなどでは、自分で原稿を書くこともあります。こう見えて、意外といろいろと考えながら書いております…。

時計を見ると、いつの間にかもう24時...! なんて日もある気がします。

でも、この年になっても、1つひとつの工程を経て、徐々に1冊の本の形になっていくのは、やっぱりやりがいがありますし、わくわくしますよね。

多くの文法マニアの方々、英文解釈戦士の方々にとってこの本が役に立ちますように!

と思いをこめながら、引き続きこれからも、がんばります(^_-)-☆。


こんな感じで、なんとかげんきに毎日を過ごしております。
中途半端なパクリ具合になっていますが、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

(英語編集部O)

*****

【編集後記】
なんと今回はOさんが、自分の1日を紹介したいということで、進んで書いてくれました。
Oさんは毎日、一番遅くまで会社に残っているので、誰も帰宅する姿を見たことがないとか…。
デスクの上に地層のように積んである書籍の紹介は、近々記事にしたいと考えておりますのでお楽しみに! (KK)


【合わせて読みたい】

「英文解釈」の魅力について、アスクの狼が語っています。



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