ハルキのインターン日記 Day4
こんにちは、ハルキです。
もう二週間のインターンのうち3分の1が終わってしまいました😲
1日1日が濃厚で一瞬で時間が過ぎていってしまいます笑笑
今日のインターンでは京都の職人、染色家・西田さんの染色工房に行ってきました。
職人と聞いて気難しい人なのかなと少し恐れていました笑笑、でも西田さんは優しくフランクな方で親切に色々と教えてくれました😄
ここの工房では型の柄を染めるシルクスクリーンと手描きで柄をつける二種類の方法で染色していました。この2つの技術を両方持つ工房は他にないそうです!
↑沢山の型と工房の様子
↑手描き中の布
西田さんの工房を見させてもらって、作業工程や大変さを知ると、作品への見方も自分からした作品への価値の大きさも変わりました。ここを訪れる前は「京都の職人さんが作る一流の布」くらいにしか思っていませんでした。
でも直接見て、触って、感じると「この技術やものが無くならないで欲しいな。」「もっと多くの人に知って欲しいな。」と思うようにもなりました。
西田さんの工房は超一流の商品を作っているにも関わらずそこまで儲かっていないらしいです。
それは効率と利益重視の社会全体の流れのせいだと中須さんから教えてもらいました。
これは一刻も早く改善すべきことだと思いました。
西田さんの工房に限らず、表面だけでは計れない大きな価値や人の想いを本当にみんなが幸せになるような形で届けることがこれからの社会を形作り、担っていく上で大切なんじゃないかなと考えました。
午後からは「テラ・ルネッサンス」という刺し子での刺繍を主な事業とする会社との打ち合わせに同席させてもらいました。
中須さんのお店でオーダーメイドの服を作る際、名入れをしてほしいという要望が割とあるらしく、その刺繍をしてほしい、という打ち合わせでした。
企業同士での商品改良や開発の企画を目の前で見るのは初めてで、お金の話やどうやって商品が作られていくのかなど普段は聞けないような話を聞くことができました。
その打ち合わせの中ででてきた「消費されない価値を作る」というのが印象に残りました。何でもかんでも話題性のある新しいものを作れば良いのではなく、ずっと残り続ける真に価値のあるものを作ることが重要というのは自分にはない考え方でした。
もし自分が商品開発をするとなったら、今日1日を過ごす前であればいかに消費者うけする製品、サービスかを重視していたと思います。
でもこれからは西田さんやテラ・ルネッサンスさんと会って、話したことで作り手や企画者のことも重視する、という視点を持って考えることができると思います。
商品を作る上で、「見えない部分の大切さ」を肌で感じ、学ぶことのできる1日でした。
今日の締め『価値と視点とお金』
Day1 の締め「ワクワクと驚きと少しの不安」
Day2 の締め「出会いと経験と疲労」
Day3 の締め「個性と人生と発見」
余談ですが、今日はクラスメイトと夜ご飯を食べに行きました。彼は別のインターンに参加していて、お互いにどんなことをしているか、何を学べたのかを話しました。
ちなみに彼は潔癖症らしく、中須さんがやっている事業のような自分の着ている服を誰がどこで作っているのかが分かるのは嫌だと言っていました笑笑
そういう意見も新たな視点としてありなのかなと思いました。
中須さんと話してみたいとも言ってました😆
↑このブログの愛読者でもある小川君😂
彼はインターンで、アフリカについての記事を書いていて色々と悩んでいるようでした。やはりオンラインならではの苦労もあるらしく、毎日面白い方々と直接会える環境にいる自分は「このチャンスをものにしなければ!」と改めて思いました。