複合の痛みに対処できないインソール
2007年のオーダーメイドインソール店を開店したころはネット上に「オーダーメイドのインソール屋」は10件もなかったが現在ネット上には数えきれないほどのインソール販売店、販売代理店があるようだ
しかし治療用のインソールは整形外科医が処方箋を発行し認定された義肢装具士が作成して、費用は一部自己負担で残りは保険で払ってもらえる
しかし残念なのは必ずしも足を十分に理解できている装具士が担当するわけではなさそうだ
この度、整形外科医が推奨する靴販売店で、外反母趾の痛みを直したいと相談したらその靴屋さんのシューフィッターが靴の選定からその靴に合わせるインソールを作ってくれたが痛くて履けないトラブルが発生
シューフィッターさんはインソールを調整してくれると言ってくれ調整を受けにお店に行くが、調整してもらって帰るが暫くすると別のところに痛みが出る、連絡するとまた調整してくれるそうなでまた行って調整してもらうがやはり数日するとまた別のところに痛みが出る
今度は開帳足と言われインソールにパッドを貼り付ける、こんなことを週に1度繰り返していたが2か月経ってもどこもよくならないだけではなく新たに踵が痛くなってきた無理していると膝まで痛くなった
これはいけないと思って足に専門病院に行ったところ、ここで義肢装具士に処方箋を出しインソールを作成された
しかしこれだけでは良くならず脚の筋力をつけるスクワットが良いといわれたが夕方になると痛くなる踵なのでできない
しかし筋力をつけないと駄目のようだが相談すると「外反母趾は手術で治せるが踵の痛みは痛み止めで対処しよう」と言われた
外反母趾の親趾の関節、踵と膝も少々痛くなってきた
これではだめだなぁと思い相談に来られた
整形外科で作成したインソールは、シューフィッターが調整してくれた方法を思いだしながら自前でパッドを入手して貼ってみたが余計に悪くなってきた
整形外科は待ち時間が長く通院が辛く行っても余りインソールは調整してもらえないので工夫をしていろいろ貼ってみたそうだ
足の動きを知らない人が単純に貼り足すと足のバランスが崩れてゆくことがあり想像した効果が得られない
どうも、専門家の製作品は
外反母趾の治療に開張足を治す中足骨パッドを使用し踵の痛みには柔らかいソールを上置きしたり、踵部分のクッション性のあるパッドを貼り付けるだけで、痛みがある時は「痛み止め」膝の痛みには安静にしながら痛み止めを飲むと言う状態だそうだが、自分が理解できないのは何故、彼らは患者さんの足のバランスが崩れたアーチを良くしようとしないのだろうか?
足のアーチのバランスが良くなると足もとがぐらつかず踵が安定するために踵の内側が痛くなる症状は自然に改善される
外反母趾の痛みは足もとのバランスよくなると痛みが出る動きをしなくなる
踵の痛みは足のバランスが良くなると踵に体重をかけても痛みの出る動きが変わり出なくなる
膝が内側に入る動きが多くなると膝関節の軟骨の摩耗のバランスが狂い痛みが出やすくなる
この動きは筋トレだけでは治らないが、足もとのバランスが良くなると膝が内側に入らなくなる
足もとが安定すると膝が内側に入る動きも変わり、足の横アーチが活性化されモートンのような痛みが激減する
この様に上記の様な沢山の事例からご理解いただけると思うが足もとのバランスが良くなるとさまざな痛みも自然に消えてゆきます
それゆえアスケルでは足の悩みの有る方には足もとのバランスを整えてより立ちやすい足に変えてその足のバランスが崩れないようなインソールを作成しています
外反母趾+足底腱膜炎の方も扁平足+外反母趾の方、アキレス腱炎の方もその他様々な足の痛みの改善は1種類のインソールで可能です
足の診療所の院長先生が『足の骨格構造的な崩れが足の痛みを生む』と言われていたように崩れを修復するように動きを変えると足に関する悩みは改善できると考えるのは正しいと思える
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