見出し画像

改善できる外反母趾


外反母趾と呼ばれる足の形は様々、母趾関節がひどく外に出ているタイプ、第2趾の上に母趾が乗っかっている形、趾が外に向いてくっつくようなっている
何をしても良くならない
足趾が動かずパー(足趾じゃんけんのパー)ができない
もちろんぐーもだめ
そんな方達がもう治らないと諦めているようですが、諦めるのはまだまだ早い

考え方をほんの少し変えてみよう

足に正しく体重を乗せる

五右衛門風呂に入ったことはありませんか?
五右衛門風呂には風呂釜が熱いので釜の内側に小さな丸い板が浮かせてある
その板をバランスよく沈めながら体を釜の湯に浸かれるように沈めてゆく
この時まず片足でその板を踏みながら沈めてゆき反対の足も乗せてカラダごと沈めてゆく
この動きを想像しながら

⒈  右足を浮いている板の上に載せる(左右は自分のやりやす方で構わない) 
⒉  カラダを支えている足の方の手で釜の近くの熱くないところへ体を支える場所に手をおいて体を支え足に力を入れて板を沈めてゆく
⒊  板が底に着いたら安心してもう一方の足を入れてそこに座る

この⒉の動きの時につま先に力が入りすぎると板はつま先側に大きく傾き沈む
うちくるぶし側に力が入りすぎると板はうちくるぶし側に大きく傾き沈む
踵側に力が入りすぎると踵側に傾き沈む
バランスよく踏み沈めるのはちょいと難しい

バランスよく足が板に乗る


このバランスの取り方は足をバランスよく使う極秘に似ている
3つのアーチでバランスよく支えられている足はこの五右衛門風呂に浮く丸い板を踏む時と同じである
何処かに余計な力が入っていると足首の動きが悪くなり踵がしっかり体の重さを支えることがでいない

例えばバランスが悪い場合踵が不安定になり体をさせるためにつま先に力がかかり母趾の前部が深く沈むくらい傾きその動きにつれて踵がうちがに沈み始めるが同時に膝は内側に沈むように動き始める
浮板を考えると板が体の前半分が内側に傾きながら沈む

これがカラダの土台の動き方と思えば上半身はこの動きに逆らうように反対方向に動いて全体のバランスをとっている

カラダは壊れない動きをする

細かな説明や理論は端折るがカラダは壊れないように動く
つまり転けそうになると反射的に手で支える、右に傾き始めると反対側に重心を移し転倒を防ごうとする
片足(左足)で立とうとすると足もとが安定しない人は左足を床からなかなか離せない
たまさか右足が離れてもすぐにつま先で支えるように床を触っている

土台である足もとが安定しないと動きを補うように体全体のバランスが変わる
足もと(左右のアーチの高さ)が狂っているとその上にある腰、背中、首の動きが変わる

しかし多くに人が想像しているような反射的に動きカラダの動きは異なることが多い

足もとを変えてみた

外反母趾から学んだこと

今回の改善挑戦者は若い時から外反母趾で足の格好が悪く人前では足は見られたくなかったが次第に趾が周辺が痛くなり腰に痛みが出るようになった(現在75歳東京在住)
体のバランスをチェックすると下半身は腰に力が入らず体が上手く支えられない
上半身は側湾が現れてきている

外反母趾になる脚の動きは体全体に捩れを生じさせるようで、体全体に捩れが現れているしかし、足元のバランスをよくすると足もとから少しずつカラダの状態が変化し始めた

本人にしかわからない、こんなに楽になりましたという感じ

カラダの変化の経過

相談に来店時はつま先が痛くて10分も歩けなかった
足に合う靴がなく外出の際には痛みなく履ける少し大き絵の靴を使い
室内では足のバランス調整用のインソールを室内履きに入れて履いている
もっと足が良くならなきゃ靴を買う決断ができないそうだが足のサイズに合った靴は足を改善するには不可欠なんだがこれまでどんな靴を履いても痛みなく履けずトラウマになったいる
もう少し足に柔軟性が戻ると足のサイズに合った靴を買いにゆきましょう
それまでは室内での改善を期待しましょう

足もとからの変化は毎日調整ソールにより常に足裏が支えられ変化する

まだ合う靴に出会えていないが毎日のソールの利用で足裏が柔らかくなり始めた

少し腰が楽になってきたと感じられたのは3月頃

姿勢が変わり始めたのは3月26日頃で先日(6月19日)あれ体が変わって来たね
写真に残してみたらこんなに変わっていました

足もからの変化は時間経過と共に体が持つ力でカラダの本来のバランスに戻ってゆく

急がずゆっくり自分のカラダが持つカラダの治癒力のスピードで変わってゆくのを楽しみましょう


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?