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器用貧乏と認知心理学

ちょっと堅いタイトルになってしまいましたが、
今、私が勉強している分野で面白いなと思ったので書いてみました。

「器用貧乏」でNoteを検索すると、たくさんの人が思いを綴っていて
どちらかというと私も器用貧乏です。

趣味は何?と聞かれるのが一番苦手で、
小さいころはピアノやギター、習字に水泳と習い事をし、
大人になってからも、スノボ、ゴルフ、ヨガとその時の流行りに乗り、
コーヒー好きなので、バリスタの教室に通ったこともありました。
日本酒の資格を取ったことも。
今は、オンラインビジネスの勉強と、日本語教師の勉強中。
この他にも細々とした趣味に手を出したことも多々ありました。

仕事に関してもそうですが、まさに「器用貧乏」というように、
ある程度できるようになると、他の事をしてみたくなってしまう。

よって、全てが中途半端で趣味で終わってしまうのが悩みです。

ここで、認知心理学の話を簡単にすると、
人が知識や技術を習得する過程に短期記憶長期記憶があり、
長期記憶に留めることが出来ればそれを習得できたということになります。

長期記憶には宣言的知識」「手続き的知識」というのがあり、
「宣言的知識」は例えば、ピアノのCコードはドミソであると言葉で説明することで、「手続き的知識」は手が勝手にCコードを弾けるようになることです。手続き的知識を得ることで、ピアノを弾く、英語を話すなどの技能的作業が無意識で行えるようになり、知識や技術を習得したと言えます。

これを知ったとき、私の趣味の半分以上は「宣言的知識」で止まってしまっていると気づかされました。

バリスタの勉強をしてもカフェで働くわけでもなく、日本酒の勉強をしても酒屋で働くわけでもない。

英語で器用貧乏は "Jack of all trades and master of none.” といい、
「何でも出来るけど、何もマスターしていない。」という意訳です。

ちょっと寂しい表現ですね。

昨今の時代は、二足も三足ものわらじを履く方がリスク回避につながる
そう期待して、今の勉強をもっと頑張っていこうと思います。




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