iPad活用授業〜MetaMoJi ClassRoom〜

ここ数年で多くのICT教育に関するアプリが開発され、便利になっています。今回はiPadを教師・生徒が共に使用し、授業と家庭学習を両立できるアプリをご紹介します。

こちらのMetaMoJi ClassRoomは、クラウド上にワークシートや画像をアップロード、生徒と共有し、授業に活かすというアプリです。

今回は、このアプリの使いやすさの点を挙げます。

①QRコードでのログイン
②書き込む際、レイヤーを分けることができる
③教員がフォルダを整理すれば、生徒がファイルを見つけるのがラク
④クラウド上にファイルがあるので、家庭学習は学校の続きとして行える

①については、とにかくログインが早い!!授業の開始がスムーズなので、生徒によくある大文字・小文字の入力違いで「ID・PW入れたのにログインできません!!」がないのが快適!これだけで20人、30人のクラスなどでも開始するまでに教師はイライラしてしまいますので、QRコードのログインは最高です!!

②レイヤーとは「層」のことで、3種類あります。

「基本レイヤー」ここはいわゆる土台になる層のこと。

「共有レイヤー」教師の書き込み(いわゆる板書のようなもの)を生徒の画面に映し出すことができる。(このレイヤーで答え合わせをすると、生徒自身が書いた解答とかぶってしまうので、そういう際は次の「先生レイヤー」を使います。私がこれを使うのは、重要な文をハイライトにする場合や宿題の提示のときなどです。)

「先生レイヤー」スクリーンに映し出せるのであれば、そこに教師の書き込みがそこに映し出され、生徒の画面には何も表れない形。生徒が好きな色や自分の文字でそれを写したり、メモしたりすることができる。(私はこれをメインで使っています)

③フォルダの整理は個々の好き好きはあるかもしれませんが、中には整理が下手な生徒もいます。欲しいものがパッと見つけられるようにするのにクラウド上(パソコンやタブレットの中も含めて)の整理の仕方の例を実際にここで提示することで学ぶ点もあるかなと思います。(私は階層が多くなりがちですが、辿っていけば到達するようなフォルダ整理をしています。ただ、さまざまな教科や教員と共にこのアプリを使用する場合、多少フォルダの階層の付け方は統一できると生徒は助かるかもしれません。)

④どのアプリでもそうですが、クラウド上にワークシートがあるので、授業の続きを再開しやすいのはあります。紙ですと雨でぐちゃぐちゃになって破れたり、「やったけど家に忘れてきました」という事態が起こったり、そういうことがなくなるのでやったかやっていないかは一目瞭然。自動保存でもありますので「やったはずなのに」ということもありません。(Wi-Fiがつながっていないと書き込みはできませんので、接続している状態で学習します)

ということで、今回はMetaMoJi ClassRoomの良い点を紹介しました。

次回は、MetaMoji ClassRoomのワークシートの作成のポイントをご紹介したいと思います。↓↓↓


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