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よみかき

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わたしがよんでること、かいてること、としょかんのはなしなど、ほんにまつわるさまざまなことを。
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#読書

β-335 のんふぃくしょん

私はフィクションよりもノンフィクションのほうを好む。

創作だとどうしても描写がきつかったとしても、状況が厳しかったとしても、「でも、フィクションなんでしょ?」ってことで、なかなか感情移入もしない、作品としての面白さは享受しているつもりではいても、やっぱりこういう穿った見方をしていると、尾を引かないというものがある。

その点ノンフィクションは実際に起こったできごとを各方面の取材であったり、当時の

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β-55 ふらんだーすのいぬ

最後が印象に残る作品として挙げられる代表例として、"フランダースの犬"が真っ先に思い浮かぶ。

ただ、どうしてネロは逝かざるを得なくなったのか、その経緯は受動的に得ることは難しくなっている。

気になったので、少し前に読み返してみた、原作のほうを。

アントワープの郊外でミルク運びで最低限の稼ぎを得ながら、画家になることを夢見ていたネロ、アントワープの聖母大聖堂にある17世紀を代表する画家であるル

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β-41 どくしょ

はっきりしたことを申し上げると、しないほうです。

物語はそんなに読まないほうかな、タイトルや小説家の名前は存じ上げても本編は見ない。

そんなことが多い、近年になって改めて読んでみようと思うも時間が思うように作れない。

だけど、どこかで時間は作らなくちゃねというジレンマ。

自作のつたない小説とも呼べない小説を書こうとしているくらいだしね。

でも、まったく書籍に無関係というわけではない、請求

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