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2023. 10. 20 - 論文発表:圃場でシソの成分量と機能性を測定する技術

圃場で栽培している農作物の成分量と機能性を生えているまま簡単に評価することができれば,農家さんが最適な収穫時期をその場で判断し,価値の高い作物を販売することが可能になります.今回我々は学内圃場で栽培したチリメンアオジソを対象に,葉の紫外可視スペクトルと,クロロフィルやポリフェノール量などの機能性物質と,様々な人の機能に関わる抗酸化活性とアルツハイマー病発症に関わるアミロイドβの凝集阻害活性などの機能性の相関性について検討しました.これにより,販売者,消費者の方々のニーズに合う作物の提供や物流の構築など,機能性データを活用したビジネスモデルの創出を目指します.
論文は以下URLからフリーで読めます.(上井)
https://www.mdpi.com/1420-3049/28/20/7199


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