No.34フットケアは認知症予防ー足は大切なバランス感覚①
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毎日、移動の手段としてお世話になっている「足」ですが、役割はそれだけではありません。
「足は第2の心臓」と、言われています。ふくらはぎが心臓まで血液を押し上げるポンプの役割をしているからです。歩くことによって、ふくらはぎの筋肉が収縮して、ポンプ機能を発揮します。
さらに「足」には大切な機能があります。それは「バランス感覚(平衡感覚)」を取るための機能です。
耳=聴覚・目=視覚・皮膚=触覚の感覚器であるように、足=バランスの感覚器と言えます。
軽度認知症の症状は歩行に現れる
「バランス感覚」は介護予防とも、密接に関係しています。高齢になると歩行速度が遅くなる原因として、筋力の低下が注目されますが、同じくらい「バランス感覚」の衰えも原因となります。
足爪に変形がある方は要注意です。
足爪に変形がある人は、正常な爪の人に 比べて転倒の確率が高くなります。
これはバランス感覚の低下とも言えます。
足爪が変形していることによって、足裏の メカのレセプターの働きが鈍くなり、 バランス感覚が悪くなるのです。 足爪の変形は、定期的なケアが必要です。
A
歩く前の準備が大切
認知症予防のためのウォーキングで転倒してしまっては本末転倒です。
歩く前に、「タコ。ウオノメ」「巻き爪」「変形爪」のケアをして足元環境を整えましょう。足のケアは「転倒予防・認知症予防」に、とても重要なのです。
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