ラオスのパクセー 観光と置屋と児童売春
パクセーはいい町だ。
ビエンチャンほど都市ではないし、ルアンパバーンのように観光地化されていない。ゆっくり時間が流れていく古き良き東南アジアが残されている。
発展から少し遠い位置
東南アジアの一部では中国の一帯一路構想のもと、インフラ投資などの開発が進んでいる。ラオスでは中国主導で高速鉄道が敷かれたし、カンボジアではアンコールワットに近いシェムリアップの空港が新しくなった。
ラオスの高速鉄道は中国雲南省の昆明からラオス側のボーテン、ルアンパバーンを通って首都ビエンチャンまでつながっている。今年7月にはビエンチャンとタイのバンコクを結ぶ 初の直通国際列車の運行も始まった。
これを見ても中国からバンコクまで交通の便が良くなったことがわかる。中国としてはバンコクへのアクセスとして、ラオスのボーテンからビエンチャンが必要だったということだろう。
パクセーはこのルートから外れている。上の地図で赤い点で示したところだ。発展の中心からは外れたエリアと言っていいだろう。
それだけに古き良き東南アジアが長く残されるだろう。気ままな旅をする私にとってはいいことだ。
パクセーの置屋
肝心の置屋と児童売春だが、パクセーにも置屋はある。情報源としてはトゥクトゥクのドライバーに聞くのがいい。結局のところ地元の人に聞くのが一番だ。
トゥクトゥクのドライバーに連れていってもらうとコミッションがかかって高くなる・・・という説があるが、ラオスの地方都市で自力で置屋を見つけるのはなかなか大変だ。トゥクトゥクのドライバーだって情報が古くて行ってみたら店がなかったということがある。そもそも、その手の情報に疎いドライバーが結構いる。
いいトゥクトゥクのドライバーに巡り合うかどうか。博打的な要素があるのが置屋探しと言っていいだろう。
パクセーの児童売春
置屋もそうだしKTVやマッサージもそうだけど、若い子だけを専門に集めているわけではない。若い子もいればお姉さんタイプの子もいて、店の中である程度の年齢幅がある。
たいていの店で若い子はいるが、表に出てくるか奥に隠れているかはその時の状況による。ハンノイ(食堂置屋)で若い子がいても「この子はウェイトレスだけでその手のサービスはしない」と言われることがある。本当にそうなのか、警戒してそう言っているのかはケースバイケースだ。
若い子と巡り合えるかどうか。これも博打的な要素がある。結局、運しだいというところだ。まあ、それはそれとして、パクセーはいろんな意味で良い町だというのが私の感想だ。
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