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皆、お金欲しさに奪う思考になっちゃう 第2回|人を喜ばせること。「起業」と「投資」【2/3】

吉岡:ビジネスをじゃあやろう、みたいに思った時に、結局何から始めよう、みたいな所がすごい皆思うと思うんですよね。


芦名:はいはい。


吉岡:じゃあ自分も稼ぎたい。じゃあ自分も芦名さんみたいに、なんかジム作ったりとか、会社作ったりとかして、会社員じゃなくて自分で起業じゃないけど、ビジネスをしたいなって思った時に、

結局何からしていいかわかんないっていう所が多分皆多いと思うんですよね。


芦名:あぁ。良い質問ですね。


吉岡:うん。そこに関してはそういうふうに思ってる人多分結構いると思うんですけど。なんか芦名さんからアドバイス、

アドバイスって言うとあれですけど。どういう所から始めたらいいですか?


芦名:明確にありますね。要は、自分が事業をする側に回るのか、それとも投資をする側に回るのかっていうのはまず最初に決めておいてもいいかもしれないですね。


吉岡:うんうん。


芦名:例えば投資をする側に回るんだったら、ひたすら勉強すればいいと思います。

FXの勉強とか、日経平均がどう、ドルの利回りがどう、今どこの企業がどう、っていうのをひたすら学んで投資家っていう立場になればいいっていう。

僕はどちらかというと投資家というよりも事業家なので、要は事業を自分で興すっていう。

もし事業家、僕は事業家を絶対的におすすめするんですけど、もしくは起業家とかそういうことですね。そのために一番最初にやるファーストステップは、

人を喜ばせることです。


吉岡:うーん、うんうん。


芦名:皆すごい勘違いしてるのが、お金って勝手にお金がトコトコトコって歩いてきて、銀行口座にドゥン!って入ると思ってるんですよ。


吉岡:はいはい(笑)


芦名:お金がトコトコトコってやってきて、お財布の中にファッって入ると思ってるんですよ。僕は未だに自分の財布にオートマチックでお金が入ってくるの、見たことがないんで。


吉岡:(笑)


芦名:お金はお金単品じゃ動かないんですよ。皆がそれを知らなすぎる。


吉岡:うんーうんうん。


芦名:お金は必ず人が払うじゃないですか。


つまり人を集めなきゃいけないんですよ。でも皆、ビジネスをやろう、事業をやろうって言うと、お金欲しさにお金だけ奪いに行っちゃうんですよ。


吉岡:はいはい。具体的に言うとどういうことですか?


芦名:要はサービスのクオリティを上げて人を喜ばせることができたら人が集まるじゃないですか。


人が集まったら、人から後は会費だったりとか、あとはそこにスポンサーを付けて広告費だったりとかっていうのを取ればいいだけの話なんですよ。でも皆サービスのクオリティとか度外視して、そのお金だけもらおうとしていこうとする。


吉岡:あぁ、なるほど。


芦名:だから冷静に考えて欲しいんですけど、お金を奪う人間と人を喜ばせる人間、どっちに人が集まると思いますか?


吉岡:そりゃ、喜ばせる人間ですよね。


芦名:そうですよね。ということは、その人の回りにはずっと人がいるんで、人が必ずお金を払ってくれるっていう。


吉岡:なるほど、なるほど。


芦名:でもこれはすごく難しくて、皆無意識のうちに奪う側に回っちゃうんですよ。


吉岡:うーん!


芦名:例えばどういうことかって言うと、どっちの会社のほうが給料良いかな、とか。


吉岡:あぁ。


芦名:え、どっちの先輩についていったら飯奢ってくれるかな、とか。

どっちの彼と結婚したほうが、なんか私は幸せな生活ができるかな、とか。

どっちのサービスのほうが僕を満足させてくれるかな、とか。

無意識にどうしても奪う思考になっちゃうんですよ。

一方で、その間に事業家、起業家、経営者は何をしてるかって言うと、いくら払ったら従業員が喜んでくれるか、とか。


吉岡:うーん!


芦名:どんなサービスを展開したら消費者が喜んで、お金を出すほど喜んでくれるだろう、とかっていうその人を喜ばせることだけを死ぬ気で考えた訳じゃないですか。


もうどっちの人間に人が集まるかっていうのは明白じゃないですか。


吉岡:うーん、なるほどね。


芦名:そのくせに、人から奪い続けてる人間が、どうやったらお金稼げますかね?

いや、それは無理なんです。絶対に。


吉岡:うーん、なるほど、なるほど。


芦名:なぜなら、人が集まらないから。お金は人が出すからっていう。


吉岡:はいはい。じゃあ自分の事業をやろうと思った時に、まずその人を喜ばせられることを圧倒的に考えてからじゃないとできないって話ですよね?


芦名:あぁ、そうです、そうです。

第2回|人を喜ばせること。「起業」と「投資」

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=5XjUliC4u18

2018/10/19公開

カットしている部分もあるため、ぜひ本編もどうぞ。

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