Marinyn GFBOP1(マリニン ジーエフビーオーピー1) ―ケニアの紅茶はミルクと共に。
あまり記事で具体的に言及したことはなかったが、濃いめのミルクティーが好きだ。逆に言うと、牛乳に負ける茶葉ならストレートで楽しみたい。日本の滞在中、ルピシアで購入した期間限定のアッサムのティーバッグがおいしくて、非常に気に入っていた。ダージリンのような紅茶ももちろん良いが、やはり濃厚なミルクティーにしかない楽しみもある。
そういった経緯が理由という訳ではないが、今回は紅茶ブランドTWGが牛乳を入れて飲むことを推奨している茶葉Marinyn GFBOP1を紹介する。
ケニアで採れた紅茶とのことで、茶葉は細かい形状になっている。穏やかな香りもあり、TWGに確認した訳ではないが、アッサム系統の葉だろう。ちなみに茶葉の種類としては、アッサム以外には中国種が存在する。
抽出してみると、こっくりとした落ち着いた香りが漂う。そのまま飲んでみると、落ち葉を彷彿とさせる深みのある味わいで、そのまま飲んでも美味しい。ただ、販売元であるTWGが牛乳と組み合わせることをおすすめしている以上、試さない訳にはいかない。ミルクを入れてみると、紅茶の深みが牛乳の持つまろやかさと合わさり、濃厚な味わいになった。両方とも良いので、チャンスがあれば両方トライしてほしい。
マリアージュを考える際、ストレートでもミルクティーでもメインは食事や菓子だと考えた方が良いだろう。
食事系の場合、ストレートであれば大体の物と合うと思うので、シンプルなトーストから重めのサンドイッチまで好きなものと組み合わせほしい。ミルクティーなら、チーズトーストのように共通項がある方がまとまりやすいと考える。
スイーツ系は、重めの焼き菓子が良いと思う。具体的には、バターがしっかり入ったフィナンシェやパウンドケーキなどが良いと推測する。
個人的にはドーナツとペアリングしてみたところ、紅茶の重みとしっかりした味わいのドーナツが非常に合っていた。ストレートでもミルクティーでもピッタリくる組み合わせで、非常に満足できた。
最後に、Marinyn GFBOP1は量り売りのみの販売となっている。ティーバッグと比べて扱いづらいとは思うが、ミルクティーが好きなら試す価値はあると思うので、手に取ってみてほしい。
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