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足羽 椋子
2020年4月21日 17:47
今回は日本の推理小説と言えば、即座に名前が思い浮かぶ人も多いであろう江戸川乱歩の作品から「屋根裏の散歩者」。 前回の第1回では、国語便覧に絶対にキメ顔の写真付きで掲載されている、芥川龍之介の作品を紹介した。その続きで、今回も便覧で真面目くさった顔をしている文豪の作品を選ぶ予定だった。しかし、問題が発生。 紹介したかった作品が、私の知識不足で実は著作権が切れていなかった。加えて別の作品を選
2020年3月12日 19:41
今すぐ青空文庫で読める、ぜひ一読して欲しい小説を紹介する。初回は芥川龍之介「魔術」。芥川龍之介と言えば、高校生なら教科書に載っている「羅生門」あたりが、真っ先に思い浮かぶかもしれない。小学生や中学生なら、青い鳥文庫等に収録されている「蜘蛛の糸」だろうか。学校や教育関係者が推奨する作品は、芥川龍之介に限らず、どうも面白くない。いや、本来は面白い場合でも、そこに国語としての解や、道徳的な意味付