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京都 美山町「芦生・森ぐらし」
2019年6月29日 10:47
京都府南丹市美山町・芦生と書いて「あしう」。京都から90分。由良川源流域に位置し、面積の99%が森林。50人弱の小さな集落です。「ポツンと**」という某テレビ番組がありますが、まさに、秘境・どんつき・最奥地とよく言われます。でもまぁ、最奥地は最先端。山も川もある暮らしは、実に豊かで、奥深い。そりゃぁ過疎化・高齢化・獣害・僻地……と地域課題は山積なんですが、「大好きな地域を元気にした
2023年3月4日 14:28
とっておきのトチの森へ ご案内します。俳句では夏の季語でもある「橡の花」小さな白い花が集まり 円錐形に咲く姿はまるで、ソフトクリームのよう。トチの花を詠んだ句を探してみると、ありました、ありました。“仰ぎ見る”という感じ、まさに…。首が痛くなるほど見上げても、全容が掴めぬ花の姿。幾層にも重なる木々のグラデーションの中に、トチの花の姿を見つけることができた日は、小躍りしたくなること間違い
2023年2月28日 21:42
お家でつくる つきたて栃餅セット(TOCCHI−TA) ¥ 2,500 [税込・送料別] こちらの商品を購入する芦生の森から、滋味深いトチの風味を届けます縄文時代から食されていたスーパーフード、栃の実。この、野生味あふれる香りを知っていますか? 懐かしいような、ちょっぴり背伸びをしたような深み。クセになる味。芦生(あしう)の森の今季(2022年9月)のトチの実たちが、手頃なサイズのパック
2022年3月8日 22:37
2月より販売を開始したホームベーカリーでつくる つきたて栃餅セット。初回30セットは4日で完売、第2弾も残数4となりました。多くの方にお買い求めいただいき、感謝・感謝です。リリースのタイミングで道路法面の崩落もあり、商品で集落応援ができないか…と支援有コースも設定したところ、ありがたいことに全ご注文者様が本コースを選択くださいました。(中には、過分にお振込くださる方も!)また1月18
2022年2月7日 20:59
暦の上では春。やわらかな光が少しずつ春の兆しを運んできてくれますが、芦生はまだまだ雪の中。白い世界が広がっています。そんな芦生からのお届け便です。このたび、芦生のトチをお楽しみいただく「ホームベーカリーでつくる つきたて栃餅」セットを販売いたします。ご自宅で準備いただくものは、ホームベーカリーとお水だけです。基本的にはスイッチひとつ。できあがりのブザー音を合図に蓋をあけたら、そこに
2021年3月30日 18:39
トチの実には「干す」→「へす」→「あわす」の3工程が必須という第1話の続きで、「へす」→「あわす」をお届け。(2話で完結予定)***水が冷たくなる「事はじめ」(12月13日)頃から行う「トチ仕事」で、一番地味で地道な作業が「へす」。これは、圧力をかけて押しながら、皮と実をわける動作のこと。「子どもの時分、よぅ手伝わされたわ。手が黒くなるし爪、痛いしなぁ」「冬になるとおばぁさんが、囲
2021年3月30日 18:38
先日、京都 美山町芦生(あしう)の「栃(トチ)の資源量調査」のことを書いたけれど、今日は、その続き。で「収穫したトチをどうするの?」編。「芦生研究林内の資源調査の一環で採集したトチを活用し、地域に残る栃文化を伝承していくと共に、栃を活用した商品開発を行う」文字にすると何とも仰々しいけれど、行政的にというか、背伸びをした表現をするとこんな感じ。地域にあるトチとのつながりを絶やしたくないし
2021年3月30日 18:35
2019年から、京都大学芦生(あしう)研究林にご協力いただき、地域の「トチの資源量」を調査しています。トチというのは、山深い地域にある道の駅や、お土産屋さんで目にすることのある、「栃餅」の原料。 ↓これが栃餅。味・風味・色も地域によって微妙に違う(ざっくりした工程で、栃餅を表現すると)栃餅=乾燥させ、皮をむき、灰汁(あく)を抜いたトチの実を餅米と一緒についたお餅のこと素朴で何