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親なきあとの考え方には地域格差がある!?

全国各地から親なきあとについての個別相談をいただく中で、地域によって、当事者家族の親御さんの親なきあとに関する考え方の傾向があるように感じています。

それは、地方に行けば行くほど、

「親なきあと発生後はきょうだいに任せる」

という考え方をお持ちの親御さんが多いことです。

理由を聞いてみると、返ってくる回答も似たような傾向がありました。

「信用できるのは家族だけ」

「後見人以外の選択肢を知らない」

無理もない。

地方の学校や施設発信の親なきあとに関しての情報量は少ない。

そもそも障害者施設が少ない。

今では、インターネットを通じて、色々な情報を収集することはできるようになったが、大体の親御さんは、

「今日も良い勉強になった」

で終わってしまう。

後日、勉強した内容を他の親御さんに話してみるも、知らない者同士の話は核心に迫ることはなく、せっかく勉強した内容は、日に日に忘れていってしまう。

情報は多く溢れているが、その情報を整理するパートナーをいち早く見つけることが大切だと思います。

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