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となりのブレインMagazine ~事業を飛躍させるノウハウ

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となりのブレインのメソッドを無料大公開するnoteマガジンです。 中小企業の経営を飛躍させる仕組みに関するノウハウを体系的に公開していますので、御社の事業に必要な部分だけを確認で…
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となりのブレイン 経営を飛躍させるノウハウ【目次】

こちらは、私たちとなりのブレインが発信する「中小企業の経営を飛躍させる仕組みづくり」に関するノウハウを完全無料公開しているブログを体系的に集約したページとなっております。 カテゴリーごとに、知りたい内容を選んでお読みいただくことも可能です。 一方、経営を飛躍させる仕組みについて体系的に学んでいきたい方は、「経営全般」の記事より読み始めることをお勧めしております。 「となりのブレイン」とは税理士法人横溝会計パートナーズが提供する、中小企業の経営を飛躍させる仕組み作りの支援

なにから始めよう…。そうだ、業務効率化から始めよう!

明けましておめでとうございます。 本年も、社長の皆様の事業に有益な情報をお届けしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 今回は、仕事をもっと効率良くできないかなとお考えの社長にご参考になればと思いお話しいたします。 ECRSの原則 私には業務効率化担当マネージャーなんて、仰々しい肩書きで勤務していた時代がありまして…。 それはさておき、業務効率化といっても様々な業務があり、何から手を付けて良いのかわからず、今回お話しするフレームワークを大いに活用したもの

差別化はもう古い?         お客様にとってのオンリーワンとは?

士業ってオワコンなんですか? 不況になると資格試験を受験する人が増えるらしいです。 例えば社会保険労務士は受験申込者数で対前年3.6%の増、受験者数は対前年8.9%の増でした。 「資格を取っても飯も食っていけない」と言われ始めてだいぶ経ちますが本当にそうなのでしょうか? 士業オワコン説の根拠と言われていることが、 ①AIやRPAに置き換わりやすい ②デジタル社会の進展により、士業に頼ることなくで手続きできることが増えてきた ③登録者数の増加 などなど。 でも、これっ

「俺がルールブックだ!」 賞与のはなし

昔、プロ野球の審判の二出川 延明が放った「俺がルールブックだ!」という名言を知っているだろうか。 あるクロスプレーを巡ってセーフの判定をするがその判定に対しアウト判定をされたチームの監督から抗議があった。 二出川審判は、「今のは同時だからセーフだ!」と判定するが、「同時はアウトだ!ルールブックを出せ!」と詰め寄られるが、何と二出川はルールブックを家に置いてきてしまっていた。 その際に言い放ったのがその名言、「俺がルールブックだ!」だという。 さて、賞与の支払いには社長

総務の仕事の話をしよう!

お恥ずかしい話なのですが、私転職を多く経験してまして… 最初は、流通業、その次会計事務所やら老人ホーム運営会社、その次商業デベロッパー、その次えーっと…。 流通から会計事務所への転職は何の脈絡もないのですが、その後はホントは企業で経理のプロフェッショナルになりたかったのです。 そんな時、新設一年目の商業デベロッパーへ転職して、「これで1人前の経理マンになれるぜっ!」なんて思ってたのですが、一般企業って会社にもよりますけどスペシャリストはいらないところが多くあり。 まぁ

お客様が、スタッフが、ヒトがあつまる経営理念の作り方

中小企業の悩みはいつの時も、売上とヒト。 一歩進んで三歩下がるような感覚に陥り、日々心がすり減っていく経営者。 「半年後に新店舗を出す準備中に店長候補が辞めてしまった」​ 「何年も手塩にかけてきた管理者が退職となり、また最初からの振出しに戻るのか」​ そんな中でも、お客様の「ありがとう」や「ごちそうさま」の声や、スタッフの笑顔で、「また頑張ろうかな」と立ち上がる。 私たち中小企業経営者を支えてくれるのは何でしょうか? それは「夢」だと思います。 私たち経営者がどれ

「ゆでガエル」脱却の方法

みなさんは熱いお風呂とぬるいお風呂どちらが好きですか? 私はぬるめのお湯から熱々になるまでお風呂につかるのが好きです。 最初から熱々ですと、湯船から慌てて飛び出したりしてやけどやケガの原因になりますしね。 こんなお話しがあります。 熱湯にカエルを放り込むとビックリしてすぐにそこから飛び出ます。 ところが、水の状態から温めていくとカエルはそれに気が付かずに、茹でられてしまうというもの。 「ゆでガエル」シンドローム「組織論」(桑田耕太郎・田尾雅夫著)で企業の業績悪化時に

36協定、適正に締結されてますか?

テーマが固い! そんなこと仰らずに、まずは遥か昔のとある会社のとある店舗での上司Aと部下Bの会話から。 上司A:おいB、先月の残業お疲れ、120時間つけといてやったからな! 部下B:あ、ありがとうございます。(何で?先月店舗の改装があって朝7時から夜10時まで土日も休みなく働いて200時間以上も残業したのに。。。) これ、ほんとの話です。今ではこんなに時間外労働させることは違法ですのでこのようなことはもうない(はず)ですが、よくある(?)光景でした。 時間外労働をさ

最近の人件費増、ご存知ですか?

ご存知ですか? 雇用保険料率が増額になっていることを。 最低賃金が毎年のように増額になっていることを。 法律改正により、パートさん・アルバイトさんの社会保険の加入条件がかわることを。 さらに2023年4月からは大企業に適用されていた月60時間を超える時間外労働をした場合の割増賃率を50%以上にしなければならないことを。 IT業界やサービス業界など、ただでさえ人を採用することが難しく採用費もばかにならない中で、人を雇っているだけで人件費がどんどん増えていっているんです

事業を止めない工夫

企業の事業活動に影響を及ぼすものは、ヒト・モノ・カネにまつわるものだけではありません。 自然災害、感染症のまん延など想定が難しいものも含めるとより一層経営の舵取りは困難になりますね。 そこで、中小企業経営者の皆様には事業継続計画(BCP)の策定をお薦めします。 「BCPとは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における

中小企業もパワハラ防止法施行

部下の成長を思うが故、良かれと思って指導したつもりがちょっと言いすぎちゃった…。 なんて経験、ありませんか。 「仕事なんて教えてもらうものではなくて、見て盗むものなんだよ」なんて言えたのは、ひと昔もふた昔も前のこと。 2020年6月1日、労働施策総合推進法、いわゆるパワハラ防止法が施行されました。 中小企業においては2022年4月1日から義務化されます。この法令ではパワハラの定義が定められました。 それは、 職場において行われる次の3つの要素をすべてみたすものとさ