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なぜ「愛夫家」という言葉はないのか

言葉はどこの誰がいつ作ったのだろう
どの言葉を見てもそう思う

いつの時代にも流行語ってあったのだろうか?そしてその言葉はどこの誰が作ってどうやって広まってどういう経緯で辞書に載るようになったのだろう

ふと思ったことがある
「愛妻家」「恐妻家」に対し

どうして「愛夫家」「恐夫家」
という言葉がないのだろう
(「きょうふか」って音が怖っ、、)

女性を下に見ている男尊女卑の時代のどこかのおじさんが作った言葉だろう

男尊女卑の横行する時代に、夫が妻をああだこうだと論じることなど皆無であり、まして「愛している」だの「好きだ」などと言葉にすることは考えられもしませんでした(繰り返しますが、封建体制下でのはなしです)。明治以降、西欧的な価値観が入ってくるにしたがい、従来の日本的夫婦関係や前段階たる男女の「恋愛」にも、新しい価値の息吹が芽生えだしますが、その過程で生まれた「愛妻家」という言葉も、日本の男とは妻を愛さない、あるいは愛情表現をしないからこそ、ことさらに造られた言葉だったわけです

yahoo!知恵袋より

「妻を愛すること」をおおっぴらにするのは当たり前ではないからわざわざ「愛妻家」なる言葉が存在し、同様に「夫を愛すること」は当然とされているから「愛夫家」という言葉は存在しない。女性の作家が珍しかった頃は「女流作家」という言葉が存在したのと同じです。
妻は夫に尽くして当たり前、夫は家庭を顧みなくて当たり前。妻は夫に縋るもの、夫は妻を甘やかさず毅然とするもの、という旧時代の悪しき価値観や男女のロールモデルが生み出した言葉ではないでしょうか(もちろん英語でこれに当てはまる言葉はありません)

Quoraより

時代が移り変わり、
男女平等の流れで女性の地位が上がってきたにも関わらず
家事や子育ての負担は女性にのしかかったまま、この中途半端な平等を掲げ少子化問題もなかなか解決せず(当然だ)
日本では3組に1組が離婚してるのが現状

いつまでも女性を下に見てる昭和のおじさんたちは
定年後に妻に捨てられたり、家庭内で居場所がなくなったり
俺が働いて建てた家なのに孫は全員「おばあちゃん家」と呼んだり
母の日はみんな目をキラキラさせて何かしてるのに「あ、父の日忘れてた」「遅れてごめんねお父さん」的な扱いを受け、肩身の狭い思いをしてるおじさんも多いのかもしれない

時代の流れはどんどん変わってきてるのに女性の扱いがそのまんまでは
愛され続けるわけがないじゃないの
(どんな偉いおじさんだって女性から生まれているんだ)
なんて、、、育った環境が影響しているのは間違いないけど
そういう昭和の連鎖を断ち切って、子どもたち世代には自分の人生を生きて幸せになってもらいたいものです(大丈夫です。私は幸せです笑)

愛夫家(あいふか)恐夫家(きょうふか)という言葉がないのは
語呂が悪いから・・・ということにしておきましょう笑

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