【企画参加】私の好きな街と定番の散歩コース
TAROさんの企画に参加します。
歩くことは好きです。
でも「あてもなくぶらぶら」歩くのは、苦手。
友達や家族と一緒ならまだしも、街をひとりでぶらぶらが出来ません。
昔からそうでした。
服や靴は、気に入っている知った店に行き、目的のものを購入したらすぐに出ます。即決です。
本屋さんや文房具屋さんで、店内をじっくり見てまわるのは大好きです。
オシャレ過ぎるカフェには、私が入っていいのか…と自意識過剰センサーが発動してしまい、恥ずかしくて入れません。
記事に書ける"街"が無いなら、私が歩いて行ける距離の、好きなところを巡ってみよう。
日々のおつかいがてら、歩いているところでもいいじゃないか。
ガッツリと、一つの"街"ではありませんが、やさしいTAROさんなら笑って許してくれるはず。
長いです。
途中リタイアも、休憩もありで、ご無理なくお願いします。
…………………………………
出発は東京メトロ副都心線の
雑司が谷駅
知る人ぞ知るマイナー駅。
複数箇所ある出入り口には要注意。
降車の際、地上のどこに出るか、あるいは出たいのか、予め把握してないと迷います。
ちなみにここは「出口3」
目の前を「目白通り」が通っています。
雑司が谷駅のすぐ先にあるのが
千登世橋
この橋の下は「明治通り」で、さらには都電(チンチン電車。現在の呼び名は「さくらトラム」と言うらしい)も走っています。
都電に別れを告げ、目白通りをまっすぐ歩きます。
目白通りを江戸川橋方面に歩いていくと「文京区」に入ります。
左に見えるのは日本女子大学。
女子大生♡素敵な響き♡♡
日本女子大の近くには「目白台運動公園」という大きな公園があります。
子どもが幼稚園入園前や園時代は、こちらの公園に頻繁にきていました。
この日も、近隣の園の子達が元気に遊んでいました。
今回の散歩で、いちばんご紹介したいところです。
小説家・村上春樹さんが大学時代を過ごした
和敬塾
小説『ノルウェイの森』の、主人公ワタナベくんがいた学生寮のモデルと言われています。
『ノルウェイの森』の登場人物、突撃隊や永沢さんも暮していそうです。
緑が「信じられないくらい短いジーンズのスカート」を履いて、日曜の朝にワタナベくんを迎えに来ていましたね。
私は村上春樹ファンなので、聖地巡礼気分でここの前を通ります。
入寮者の方々もいらっしゃるので、写真は門だけで。
子どもを授かる前、アンティーク着物の仕事をしている時に、この和敬塾内の「本館」に着物展示をする企画に携わりました。
地域の街おこしイベントの一環でした。
寮の他に、クラシックな素晴らしい洋館(和敬塾本館、旧細川侯爵邸)があるのです。
部屋ごとにテーマを設けアンティーク着物をディスプレイし、見学者さんに建物も着物も楽しんでいただくという企画でした。
当時は決められた日に見学可能でしたが、今はどうなのでしょうか。
若き日の春樹さんもこの道を歩いたかしら?と思いながら、さらに目白通りを進みます。
目につくのはドイツの国旗🇩🇪
「フラムクーヘン」は、超薄焼きの生地の上にサワークリームを塗り、具材をのせて焼きあげたものだそう。
具は、ハムだったり、シナモンのかかったリンゴだったり。
口あたりは軽いのですが、思ったよりしっかりとボリューミーです。
「フラムクーヘン」からさらに進むと、私がときどき訪れるお店があります。
音の葉カフェ
こちらはお隣の園芸店と同系列のお店で、野菜を美味しくいただけるカフェなのです。
我が家の男性陣とのタンパク質中心の食事で、自分はもう少し生野菜を摂りたいなぁと思うと、ひとりでふらっとこちらに来ています。
「目白通り」飽きてきましたか?
ごめんね、ごめんねーーー。
音の葉カフェ、聖カテドラル教会、椿山荘、フォーシーズンズホテルは、目と鼻の先です。
椿山荘のお庭(日本庭園)は、今現在は施設利用のお客様のみ入場可能なようです。
ずっと平坦な道を歩いてきたのですが、ここからは下り坂です。「音羽通り」にぶつかるまで、坂を下っていきます。
キングレコードの会社を右に、坂をゆっくり下っていくと、「関口パン」が見えてきます。
店内にも、店外テラス席にもイートインコーナーがあり、子ども達が小さな頃はよく行っていました。
見た目の可愛さからか「クリームパンダ」を喜んでいた記憶があります🐼
坂を下りきったので、音羽通りに着きました。
お昼休みになると、会社から人が一斉に出てきて、近隣の飲食店は外まで行列が出来ます。
スーツをビシッと着こなしている人は、営業部の方かな?
お昼頃、眠そうに出社している人は、編集部の方かな?
たくさんの紙袋や荷物を携えてタクシーに乗り込む方は、お店から撮影に借りたものを返却に行くのかな?
……などと勝手に想像します。
音羽通りを挟み講談社のお向かいには、「郡林堂」という和菓子屋さんがあります。
豆大福が有名なお店で、私のnoteでも取り上げたことがありますし、 noterのgeekさんもお好きだと伺っています。
郡林堂さんは店頭に
「当店の公式サイトはありません。
店内、店外の撮影は不可とします」
とあります。
画像無しです。
でも、豆大福はあります。はい、どうぞ。
豆大福は人気で、遠方から買いに来る方もいます。
午前中に売り切れてしまうことが多いです。
この日はお昼頃に行き、まだありました。
豆大福GETの後は「護国寺」を目指します。
護国寺は、東京メトロ有楽町線の駅があります。
お寺の名前が駅名です。
駅近くの交番の形は、お寺の鐘をイメージしているそうです。
長い散歩にお付き合いいただき、感謝、感謝です。
お疲れさまでした。
街という括りにはならないですが、歩いた場所を表すならば
目白台から音羽
……なのかと思います。
目白通り、音羽通りを歩き、最後は護国寺駅が面している不忍通りまで来ました。
私はここで紹介した辺りが、とても好きです。
自宅から近いというのもありますが、昔からの橋や建物があって、住宅地があって、緑があって、長く続いているお店がある、この街並みが大好きです。
いつか noteで書けたらと思っていた事でもあるので、今回企画に参加させていただき、ありがとうございました。
TAROさんに感謝です。
いまご体調崩されているようなので、コメント不要です。休んでください。TAROさん、コメントしたら怒るよ。元気になってからね。お大事に。
長文、お読みいただきありがとうございました。
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