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宇宙とは?神とは?愛とは?

これは私個人が、宇宙、神、愛とは何かについて、私自身の考察を、ただ思うがままに文章化した仮説です。

目次
1.神とはプログラマー
2.人に自由意志は無い
3.オブジェクト、サブルーチン
4.泡
5.影響、過程
6.未来、癌
7.意識、無意識
8.未来、癌
9.平行宇宙
10.愛とは、神とは
11.愛を科学する
12.全ては泡であり波である
13.匂い
14.おわりに

1.神とはプログラマー
まず結論から言えば、神は実在すると思っています。この宇宙は神が作りました。もちろん地球も神が作ったし、人や動植物、宇宙の全ては神が作りました。

ここで言いたいのは、神様と言う人の様な存在が魔法の様にして作ったと言いたい訳ではなく、神とは一種のプログラマーなのだと言う事です。

人は皆、自分達の頭で色々考えたり、自分達の手で何かを作ったりします。そう思っています。
しかしそれは、本当は神が作ったプログラムに従って行っているに過ぎないと思うのです。
この世界、この宇宙は、神が作った壮大なプログラムに従ってできているのだと思います。

ここで言うプログラムとは、まさにコンピュータのプログラムと同じです。
誰かがコンピュータを操作すると、コンピュータの中では決められた通りの演算や処理がされて、操作した通りの結果を返してくれます。
それはプログラマーの人がプログラミングをしてくれたプログラムを人が操作しているからですね。

2.人に自由意志は無い
人は自分の意志で物事を考えたり、行動したりしていると思っています。
しかし、脳科学の分野では、人が何かの意志決定をして行動しようとする時、意志決定する前に、無意識的な何かによって、先に電流が流れているらしいのです。

例えば手を動かそうと思い、手を動かすとします。その際、一般的な人の認識感覚としてはこうでしょう。
まず脳で手を動かそうと意識する。
次に脳から手に信号が流れて手が動く。
しかし脳科学的には違うそうです。
手を動かす為の信号が脳から先に手に流れ、後から手を動かそうと脳が意識するそうです。

これが何を意味しているかと言うと、脳の動きとは全て神の作ったプログラムに従っているに過ぎないのではないか?自由意志と言うのは本質的には存在しないのではないか?と、私は考えます。

3.オブジェクト、サブルーチン
神の宇宙プログラムは人間の感覚からすれば果てしなく長い長いプログラムで、終わりの無いゲームの様なモノなのでしょう。

人や動植物を始め、火、水、風、土、光も闇も、全ては宇宙プログラムの一部であり、プログラミング用語で例えるならば、それらは一つのサブルーチンであり、関数であり、構造体、オブジェクトと言う事になります。

ある関数を動かす時には、その関数に必要な条件を引数として与える必要があり、関数は与えられた条件や引数を基に演算を行い、結果を返り値として出力します。
これと同じく、宇宙プログラムは、特定の条件が揃った時に、その条件に基づく結果を出してきます。

例えば雌雄のある生物が授精行為に基づき出生すると、新たな生命として一つのサブルーチンが動き始めます。
動き出したサブルーチンとしての生命はその一生のうちに様々な条件を基に動き続けるが、最終的には死と言う形でルーチンを終了します。

雌雄の無い単細胞生物等も同じく、特定の条件を満たした時には分裂し、新たなサブルーチンとして動き始めます。

人が人として、猫が猫として、或いは石が石として存在するのは、構造体、関数オブジェクトとしての人、猫、石が呼び出されたと言う事になります。

宇宙と言うメインプログラムの中に、例えば銀河と言う関数オブジェクトが生まれ、銀河と言うオブジェクトの中に恒星系と言うオブジェクトや惑星と言うオブジェクトが生まれ、惑星の中でも次々と様々なオブジェクトが生まれ、それらのオブジェクトはそれぞれが関数オブジェクトとしてプロセスを持っています。

これらのオブジェクト達は、液体が沸騰した時の泡の様に、生まれては消え、また生まれては消えを繰返します。一つの生まれた泡は、その泡に与えられた条件を基にプロセスが実行されます。

プロセスが実行されていく過程において特定の条件が揃った場合、別々だった泡と泡が一つに合体する事もあります。
生まれては消え、合わさっては分裂すると言う様な事を繰り返しながら、宇宙プログラムは実行され続けているのです。

4.泡
一つの会社という泡が生まれます。
様々な条件に沿ってプロセスを進み、大きくなります。
大きくなった後、例えば分社化等で分裂し、例えば合併等で統合します。

一つの宗教と言う泡が生まれます。
様々な条件に沿ってプロセスを進み、大きくなります。
大きくなった後、例えば意見の対立等で分裂したり、信者が増えずに消えたりします。

一つの国と言う泡が生まれます。
様々な条件に沿ってプロセスを進み、大きくなります。
大きくなった後、何らかの要因で国が分裂したり、また合併したりします。南北に別れた国や東西に別れて再統合した国もあります。連邦政府とか合衆国とか、市町村合併なんて言うのも似たような事です。

時に、泡は大きく育たずに小さな泡のまま消える事もあれば、その大きさのままゆらゆら漂う事もあるでしょう。
大きく育ちすぎた泡と言うのは、破裂して壊れるか、分裂して小さくなるか、はたまた萎んでゆくのか、その時その泡の持つ条件や状況次第で先行きが変わるのだと思います。

5.影響、過程
宇宙プログラムによって無数にオブジェクトは生み出され、個々にプロセスを実行し続けています。
それぞれの関数オブジェクトが生み出した結果に基づき、宇宙と言うメインプログラムもまた、着々とプロセスが進んでいます。

同様に、地球と言うサブルーチンの中では、人や動植物を始めとする無数のオブジェクトが生み出され、それらが出した結果に基づき、地球プログラムも着々とプロセスが進んでいます。

ここで認識したいのは、個々のサブルーチンは元のルーチンによって生み出された、一つの過程に過ぎないと言う事です。
人は産まれてから、様々な事を経験し、選択し、死んでゆきます。
しかしそれは、地球と言う親プログラムが進む上での一つの過程に過ぎません。
過程に過ぎないのですが、人が選択して行動し、生み出した結果に基づき、返した返り値に基づき、地球プログラムは進んでいると言う事です。

地球プログラムは、宇宙プログラムが生み出した一つのサブルーチンに過ぎず、地球が今後どの様なプロセスを進み、どの様な結果になろうとも、それは宇宙プログラムに対して一つの返り値を返すという事でしかありません。

人は何故か、地球プログラムの中で生み出されているオブジェクトの中では特異な存在で、その行動や選択によって地球プログラムに与える影響が大きいです。
これは地球プログラムにとって、人と言うオブジェクト、人と言うサブルーチンが重要な役割を持っている事は間違いないでしょう。

かつて、地球の覇者が恐竜だった時代には、恐竜達の行動や選択が重要な役割を持っていた事でしょう。
そしてその結果に基づき、恐竜達の時代は終わりを告げました。

6.未来、癌
一つの文明と言う泡が生まれます。
この泡も同様に、大きくなったり分裂したり、戦争等により支配下に置かれて合併したりします。
過去には様々な古代文明が生まれ、栄華を極め、そして消えて行きました。

地球プログラムは着々と進んでいます。
宇宙プログラムも着々と進んでいます。

今後、現代文明がどの様な未来を選択するのか、現代人がどの様な未来を選択するのか、どの様な結果を、どの様な返り値を地球プログラムに返すのか、その結果に基づき、地球プログラムは進んでゆきます。

地球プログラムが進んで行った未来に、現代人の子孫達は存在するのでしょうか?
恐竜達の様に滅びていたりしないでしょうか?
人類が滅びず済んだとして、古代文明の様に、現代文明が滅びたりはしないでしょうか?

地球と言う惑星を一つの生命として見た場合、我々人類は地球の細胞と言う事になるでしょう。
人だけでなく、動植物や様々な物質達もそうでしょう。
水や石油等は血液等の体液と言うことになるかもしれません。
大気は何に該当するでしょうか?地球上の生物にとって大切な大気は、地球そのものにとっても大切であるのは間違いないです。

人は沢山の細胞が集まって成り立っています。
どこかの細胞がエラーを起こし、癌細胞となり異常増殖を始め、転移し、悪化すれば死に至ります。
癌細胞は少ないうちに対処をすれば、命は継続する事ができます。
人が地球の細胞だとして、正常な細胞なのであれば良いのですが、地球の癌細胞になってはいけません。

7.意識、無意識
人は何故か、高度な思考をする様に作られており、他の動物よりも沢山の選択権が与えられている様に思えます。
本質的には自由意志と言うのは存続しないのではないか?と言う事を言いましたが、仮に自由意志は無くとも、意志は在ります。
意識は存在し、無意識も存在します。

個々の意識が無意識に影響を与え、個々の無意識が集団の無意識に影響を与えます。
その逆もまた然りで、集団の無意識が個々の無意識に影響を与え、個々の無意識が個々の意識に影響を与えます。

一般常識とか流行とか、そう言った様な事が集団の無意識を作り出し、個別の無意識を通して人の意識に影響します。
個別の意識が無意識を通して集団の無意識に影響を与え、例えば同調圧力とか、一体感等を生み出します。
そう言った事が複雑に絡み合いながら、地球プログラム全体に影響を与えます。

個々の意識が変われば、個々の無意識が変わる。
個々の無意識が変われば、集団の無意識が変わる。
集団の無意識が変われば、個々の無意識も変わり、意識も変わる。
その様にして、人類は歴史を紡いで来ました。

8.未来、癌
地球プログラムの行く先は現代文明と共にあるのか?
地球プログラムの行く先は人類と共にあるのか?
人類の未来は地球と共にあるのか?

地球プログラムに生み出された人類。
その人類によって生み出された科学。
その一部は、既に地球から離れて宇宙へ飛び出している。

宇宙プログラムの未来に地球人類はどうなっているのか?

現代文明の発展、地球の科学の発展。

地球人は地球の癌細胞になってはいけない。
地球人は宇宙の癌細胞になってはいけない。

地球と調和しなければ、癌細胞として滅ぼされるか、或いは地球丸ごと死に至るかのどちらかでしょう。

宇宙と調和しなければ、やはり癌細胞として滅ぼされるか、ひどい場合には宇宙丸ごと死に至るかもしれません。

9.平行宇宙
ところで最近の科学の世界では、平行宇宙の存在が仄めかされています。
一般の人達が認識しているこの地球、太陽系、銀河系その更に先に無限に広がるこの宇宙は、沢山ある平行宇宙のうちの一つにしか過ぎないと言う事です。
紐理論とかM理論とか膜宇宙なんて呼び方もされています。

沢山ある平行宇宙は、それぞれがそれぞれに、プログラミングされたプロセスに基づいて動いているのだろうと思います。

泡のように、生まれては消え、分裂したり統合したり、大きくなったり小さくなったり。そう言う事を繰り返しながら、全宇宙としてのプロセスを進んでいるのだろうと考えます。

地球の科学では未だに解明されていない、宇宙全体の秩序、平行宇宙も含めた全体の秩序、それを作ったのモノこそが神であると、私には思えるのです。

そして、神の作り給うたプログラムが実行される為のエネルギーこそが、愛と呼ばれるモノなのでは無いでしょうか?

10.愛とは、神とは
愛の力によって結ばれ、生まれ、別れ、滅びる。

電力にプラスとマイナスがあるように、磁力にN極とS極があるように、エネルギーの流れには大概向きがあります。

愛のエネルギーがどちらの向きに流れるかによって、結ばれるか別れるか、生まれるか滅びるかと言う差が生まれる。その様な考え方もできるのではないでしょうか?

愛の反対は無関心だと、マザー・テレサは言ったそうですが、私はこの言葉には異を唱えます。
愛の反対にはやはり恨みや憎しみが有ると考えます。
愛のエネルギーを波として考え、一般に愛があるとされる状態をプラスと置いた場合、マイナス方向にあるのが恨みや憎しみと表現され、プラスマイナスがゼロの中間点に無関心がある。
その様に考えると、個人的にはとても腑に落ちる感じがするのです。

宇宙とは神プログラミングによるゲームの舞台である。
宇宙全体の秩序をプログラミングしたのが神である。
そのプログラムが動く為のエネルギーが愛や恨みと呼ばれる力である。

あくまでも個人的な仮説です。

11.愛を科学する
さて、愛はエネルギーであり波であるとの仮説を出しました。
物理やら科学の世界に強引に近付けてみます。

量子論的な考え方で言えば、素粒子達は皆んな粒であり波です。
光は光子、電気は電子、重力は重力子、粒子であり波です。
熱エネルギーは粒子の振動、音エネルギーはまさに波です。
原子力エネルギーやら化学反応等は素の状態では元々は粒子であり波であり、エネルギーとして取り出す時は熱エネルギーとして取り出されますので、波です。波の変換です。

エネルギーとは少しずれますが、匂いに関しては匂い粒子と言う物があるそうで、粒子と言う事は波でもあると思います。波長によって匂いの感じ方が変わるって言われると、なんとなく合点がいく気もします。
そしてこの世の全ての物質は原子やら分子やらの、とにかく粒子の集まりで形作られていますので、波の集まりです。

時間に関しては、星の回転運動を基にしていますし、振り子運動やら水晶振動子から取り出した波で時計作ったりするくらいですので、波です。
時間に関してさらに言えば、他の様々な物とは違い、人が勝手に決めた概念的要素が多分にあります。

この様に考えて行くと、この世の全ては波である。と言う事に気付く訳です。

この世の全てが波であり感情も波です。
喜怒哀楽の波があり、愛と憎の波がある。

12.全ては泡であり波である
素粒子の世界では素粒子だと思われていた物が、科学の発展と共に更に小さく分かれたりしています。
分子が原子に、原子が原子核と電子に、原子核が陽子と中性子に。
そこから更に、6種類のクォークと8種類のグルーオンなんて代物に別れているそうです。

この先も科学の発展と共に更に別れていくのかも知れませんが、私に言わせれば、それら全てが一粒一粒の泡であるとしか表現できません。

この世の全ては泡であり波である。

生まれては消え、付いては離れて、膨らんだり萎んだり。

愛も波であり、エネルギーである。
波の様に揺れ、泡の様に、儚い。

愛と科学が近付いた様な気がしませんか?

13.匂い
ところで余談ですが、匂いは匂い粒子であり、臭覚を感じる脳は電気信号として匂いを認識している訳なので、現代科学をもってすれば、機械的に匂いを再現する事なんて簡単に出来る様な気がするのですが、なんでやらないのでしょうね?
例えばテレビから匂いが出てくるとか。

14.おわりに
宇宙とは、神とは、愛とは何なのか、長々と仮設を書き連ねた訳ですが、割とこの世の真理に近いものである様に、個人的には考えています。
もう少し万人に解りやすい表現ができれば良いのですが、なかなか上手い言葉が見つからず、今の私には精一杯です。

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