only fools rush in

せかいのみなさま こんにちは。どうも、わたしです。

きょうのnoteはどうしようかなァと考えながらタグをいろいろみておりましたところ

#忘れられない恋物語

こんなのがあったので、きょうはこういうお話にしてみようかな。うまくまとまるといいんだけど。


それなりに恋愛経験は多いほうだという自覚がございまして、その中でも何人か、いまでもふと思い出すようなひとがいるので、そのひとの話をしますね。


出会ったのは大学生の頃で、わたしが取り損ねた外国語の授業(2週目)でクラスが同じだった。めちゃくちゃにかわいい子だったから「かわいいなァ」と思うだけで、特に接点はなかったのだけど。

それからしばらくして、バイト帰りちょっと遅い時間に電車乗ろうとしてドアが開いた先にその子が座ってて、すぐに目が合ってお互い同じタイミングで「あっ」って言って。小林製薬かってな。

それから電車の中でしばらくお話して、その時はそれだけだったのだけど。それからすぐ、当時使ってたSNS経由で連絡がきて、ちょくちょくやりとりするようになって。

たぶんもうこの時にはその子のことすきだったとおもう。今となっちゃあ若気の至りとしかおもえないけど、その時はなんとなく運命的なものを感じていた。

それで、どんなふうにお付き合いがはじまったんだっけな、それはあんまり覚えてないけど、たぶん関係があやふやなまま続いていて、なんかのタイミングでケジメをつけたような気がする。どうだったっけな。わかんないや。


で、その子は当時からテレビに出るような子だったんだよ。全国ではなく地方局だけど、CMとかにも出てたし、コーラかなんかの首掛け景品の中にその子の写真があった時はめちゃくちゃ笑った。もちろん買った、アレいまどこにあんのかな。鬼のようにブログを更新してたけど、オフの写真はだいたいわたしが撮っていたなァ。アイドルとかタレントのブログなんてたぶん他もみんなそんなもんだぞ!!!

ただ、わたしはその活動に一切興味がなくって、そんなの抜きにしてかわいくて不思議で、素敵なひとだったなァ。何年付き合っていたかな、その子が大学卒業するまでは一緒だった気がする。

それで卒業するからいよいよ芸能活動を本格的にやるってなって、上京しちゃうことになって。わたしも当時はもう大学生卒業するって段階だったけど、当時は今以上に腐敗が激しかったので、就活するでもなく、本気で趣味に取り組むでもなく、なんとなくモラトリアムを過ごしていましたからねェ、一緒に上京するっていう選択肢はなくてね。反面、そんな無気力なわたしと一緒にいるためだけに地元に残ってもらうわけにもいかず、結局遠距離になっちゃってね。

それからしばらくしてなんとなく疎遠になって、そのままバッサリ振られるんだけど。まあ当然よね。誰だってそーする。電話口で泣いてたなァ、声が震えるってこういうことなんだなっておもった。

その子が上京した後、一度だけわたしもそこへ行って数日だけ一緒に過ごしたことがあって。狭いベッドで一緒に寝て、狭い風呂一緒に入って、何するでもなく散歩して。なーんでそれを手にしようとしなかったんだろうな。ちょっと伸ばせば掴めるとこにあったような気がするけど。なんで?



人生に「もし」があるのなら、この頃に戻って何かするんじゃないかなっておもう。いずれにしてもどうにもならなかったかもしれないけど。何一つ抵抗しようとしなかったからね。少しは抗えって頭叩いてやりたい。いじけてんじゃねえって。

いまはいまのしあわせがあるから、比べることはできないけど、当時もたくさんしあわせだったな。その子にたくさんのものをもらっていたとおもう。だいすきだったな。こっぴどく振られたことは自分のダメさに向き合うきっかけになったし。それから真人間目指して頑張るかァってなったんだよなぁ。遅いけど。

で何年か経って出張先のビジネスホテルでテレビつけた時に、その子が通販番組に出ていてねェ。ありゃ笑ったなあ、そんなのあり?って思った。つくづく変なところで再会するなァと。

今は何してるのかまったくわからないけど、またどっかでぱったり会える気がずーっとしていて、その時は「俺こんなんなったよ!!!」って胸張って言いたいなァとおもっている。そしてそれは少なからず君のお陰であるのだと伝えたい。

なお名前で検索かければ一発ででてくるんだろうけど、それは流石に怖くてしていない。こわいこわい。ちょこちょこ友達からテレビで見たって話を聞いたりしてたけど、最近は全くないからもうやめちゃったのかな。どうなんだろうね、どうでもいいけど。

当時のわたしは何に照れていたのかわからないんだけど、その子のことを名前で呼ぶのがなんとなく恥ずかしくって「君」ってずっと呼んでた。「名前で呼んで!」ってめちゃくちゃ言われてた気がするんだけど、何を恥ずかしがっていたのでしょうね。でも別れてしまって、もっと名前を呼べばよかったって後悔してしまったから。それからのわたしは、老若男女問わずひとの名前をちゃんと呼ぶようにしているよ。君がわたしにくれたもののひとつだね。また君って言ってしまったな。でもありがとうね。

そんなわけで、ながーい自分語りもそろそろおしまいだよ。どっかで元気にしてるといいなとおもう。出会ったのも別れたのもその子のお誕生日も、みんなみんな春だったな。

読み返して、実にひとりよがりな恋愛であったな。若気の至りってことにしてしまいたい。恥ずかしくて気が狂いそうになったらこの記事は消すかもしれない。笑

といったところで。


せかいのみなさま ごきげんよう。そして、ゴッドブレスユー。

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