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絵を始めて半年で年賀状デザインに採用された3つの理由

はじめに

去年、「れいわdeねんが」の年賀状デザインに採用されました。

おかげさまで、人生初のロイヤリティも手にしました。

れいわdeねんが運営事務局のメールから抜粋

そこで、今回は、

GWにお絵かきを始めて、なぜ半年後に年賀状デザインに採用されたのか?

について振り返ってみました。

なお、運営側の見解ではなく、わたしの独断と偏見であること、お含みおきいただければ幸いです。

①こだわりを重視した

去年のサンプルを見ると、
干支はもちろん、富士山、おせち…と、いろいろなデザインがありました。

なので、どういうデザインにしようか迷いました。

「でも、自分ならでは感は大事にしたい…」

ということで、わたしが年賀状イラストを描く意味を突きつめてみました。

最終的には、「寅年生まれなんだから、シンプルに虎を描こう!」

と決めました。

②マーケティングを意識した

よし、題材は決まった。

とはいえ、どんな虎がいいか悩みました。

そんなとき、

「年賀状のターゲット顧客は、40~60代です」

と書かれた事務局のメールが目にとまりました。

「そうか、お客さんの意見を聞けばいいんだ!」

と思い立ち、ターゲット層と同年代の家族に構想をぶつけてみました。

すると、

「白虎がいい! 縁起がよさそう」

という答えが。

なるほど、ホワイトタイガーは幸運を呼ぶと言われているので、
年賀状にはぴったりです。

しかも、白虎をモチーフにした年賀状は少ないから、目立ちそう。

そこで、白虎を描くことにしました。

③水墨画の達人から学んだ

と言いつつ、実は虎を描いたことがないわたし…

とにかく、インプットしないと始まらないので、資料を集めまくりました。

まず買ったのはこちら。

はい、完全にジャケ買いです(笑)

次に買ったのはこちら。

この図鑑をめくって、

「わー、子トラめっちゃカワイイ!」

といやされた経験が、作品づくりに活かされました。

子トラも描いている人が少ないので、差別化できたと思います。

そして、

「お絵かきをゆるーく始めるには?」(インプット編)

でも紹介しましたが、こちらの本がとても役立ちました。

■「虎の絵入門ー軸物から年賀状まで」

これぞ、わたしが探し求めていた本!

おかげで、水墨画のバリエーションや子トラの顔を練習できましたし、
トラのいる岩場の質感も参考になりました。

まとめ

絵を始めて半年で年賀状デザインに採用された3つの理由

と題して、

①こだわりを重視した

②マーケティングを意識した

③水墨画の達人から学んだ

というお話をしました。

なお、「れいわdeねんが」は卯年の年賀状デザインも募集する予定です。

ご興味あれば、ぜひチャレンジしてみてください。


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