見出し画像

【21/22 ドイツ ブンデスリーガ】第10節 ウニオン・ベルリン対バイエルン


バイエルンはアウェイのシュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライに乗り込んでの一戦。

前節バイエルンはホームでホッフェンハイムに4-0で勝利し、ナーゲルスマン不在の中でもバイエルンはバイエルンらしさを十二分に魅せてくれた。
しかし、27日に行われたDFDポカール2回戦では苦手な相手ボルシア・メンヒェングラートバッハに0-5で大敗を喫した。
指揮官不在もあるかもしれないが、選手自体が調子が悪かった。
それもあり、フィッシャー監督率いるウニオン・ベルリンは好調なのもあり、バイエルンからすると難しいかもしれない。
また日本人選手でいうと、原口選手、遠藤渓太選手が所属しています。

※この記事はバイエルン中心に書いています。

スターティングメンバーは以下の様になっています↓↓↓

【ウニオン・ベルリン】
3-5-2
FW
・アウォニー
・ベッカー
MF
・原口元気
・ギーセルマン
・トリンメル
・ケディラ
・ブメイル
DF
・バウムガウトル
・クノッヘ
・イェッケル
GK
・ルーテ

【バイエルン】
4-2-3-1
FW
・レヴァンドフスキ
MF
・ミュラー
・サネ
・コマン
・トリッソ
・キミッヒ
DF
・デイヴィス
・エルナンデス
・ズーレ
・スタニシッチ
GK
・ノイアー


前半
試合が始まるとバイエルンがボールを保持しながらゆっくりと攻撃を進める。
それに対してウニオン・ベルリンの守備時の5枚の壁は厚く、引くのではなく前から奪いに行く。
またアウォニーのドリブルはバイエルン相手でも脅威になりそうであった。
バイエルン右SBスタニシッチがアウォニーに苦戦していた。

16分、バイエルン先制!
ウニオンベルリンDFの勇気あるブロックではあったがハンドを取られバイエルンはPK獲得。
PKのキッカーのレヴァンドフスキきっちりと決め先制。

バイエルンは右サイドのコマンがスペースがなくてもドリブルでかいくぐるシーンはやってくれそうな感じがした。
またデイヴィスのいる左サイドはスペースが空くので、デイヴィスからするとプレーしやすい状態となっている。

23分、バイエルン追加点!
ペナルティエリア前でレヴァンドフスキがFKを獲得。
キミッヒが転がしたボールをミュラーが止め、レヴァンドフスキが冷静に決めた。

レヴァンドフスキはPK、セットプレーだけでなく味方を活かすプレーでも魅せる。
前半33分のトラップしってサネへのふわりとしたパスはサネは決めきれなかったがとてもうまかった。
このシーンは相手GKのルーテがお見事であった。

34分、バイエルン2点目!
右サイドの空いたスペースをコマンがドリブルからクロス、ミュラーが触り、フリーのサネが決め、バイエルン3点目。
ミュラーが触る事でコースが変わったのGKが反応がズレた。

3点決められようと、ウニオン・ベルリンも負けじと前からプレスをかけていく。

43分、ウニオンベルリン得点!
右サイドに流れた原口がMFとDFの間でボールを受け、反転からのい位置でのピンポイントクロスをギーセルマンが決めた。
アシストした原口のクロスを打つまでのプレーが素晴らしかった。


前半終了
バイエルンの選手の雰囲気からも0で終わりたかった前半であると思う。
そんな中でレヴァンドフスキのゴール以外の部分でのうまさは目立つものがあった。
相手DFの壁が厚いのもあるが、バイエルンらしく前に人がいっぱいいる攻撃ができていた。
DFに関しては右SBのスタニシッチが苦戦していたのが見られた。
ウニオン・ベルリンは徐々にチャンスが増えたりしてきたので、バイエルン相手ということを考えるとよくやれていると思う。


後半
前半同様のバイエルンがボールを支配しながら試合を進める。
ウニオンベルリンは前からプレスをかけ、バイエルンのハイラインの裏を狙う。
そしてウニオンベルリンの球際は更に激しくなった。
それもあり53分アウォニーがスタニシッチを吹き飛ばしてチャンスを作ったりなど、ウニオンベルリンの強みが出ていた。
勢いに乗ってきたことによって攻撃にも厚みがでていた。
そしてなによりも

60分、バイエルン4点目!
得点者はコマン。
リズムが悪いバイエルン、しかし、選手の個で得点が取れる。
コマンのDFを抜き切れていないが、スペースがあれば迷わずミドル。
ゴールの上隅を貫く、思いっきりの良さを感じさせるシュートは痺れた。
私のやってくれるであろうという予感が的中した。

62分、バイエルン選手交代
サネ → ムシアラ

65分、ウニオン・ベルリン2点目!
バイエルンのハイラインの裏をついて、切り込んでのクロス、最後はリエルソンが決めた。
相手の背後を取れたことにより、バイエルンからするとDFが時間を稼ぐ事ができなかった。
また選手交代した選手での得点なので交代が効いている。

69分、バイエルン選手交代
スタニシッチ → パヴァール
トリッソ → ザビッツァー
エルナンデス → ウパメカノ

ウニオン・ベルリンもバイエルン同様に選手交代をしていくが、強度は落ちずにやれているからいいチームだなと思う、

79分、バイエルン5点目!
ウニオン・ベルリンのスローインをカット、サイドを駆け上がりボックス付近で中央へ相手を引き付けるドリブルするウパメカノ、空いたスペースいるミュラーがボールを受け巻いたシュートでゴールを奪う。

80分、バイエルン選手交代
コマン → ニャブリ

バイエルンは相手を休ませないかのように攻撃することをやめない。
それもありニャブリにシュートチャンスが来たりと惜しいシーンが見られた。


試合終了
2-5 バイエルン勝利!

序盤はバイエルンがボールを支配したり、点が取れなくてもレヴァンドフスキが良い位置でFKを獲得したりだの戦い方が上手いなと感じさせる試合運びをしていた。
連動した動きなど、勢いを序盤から感じた。
前かrボールを取りにいくだけでなく、相手のミスを逃さなく一気に流れるような攻撃ができているのでバイエルンらしさが終始でていた。
1対1の部分では細かい所まで見れば気になる点はあるが、ポカールでの大敗を考えると個人的にはよくやってくれたなと思う。
この勝利を喜ぼうではないか。

一方でウニオン・ベルリンも前からプレスをかけアクションを起こし、選手すごく走っていて攻撃のシーンが思っていた以上に多かった。
後半は特に球際での強度やバイエルンDFの背後を狙った攻撃などやりたいことが明確化されていて、ウニオン・ベルリンが現在のブンデスリーガが上位にいるのが分かった試合でもあった。
チームとしての連動した動きも良かった。
原口選手に関してはアシストも評価できますし、常にボールを出したいと思わせるポジションニングを取ったり、常に走っている姿が印象的であった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?