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会社で「私は歯車の一つにすぎない」「私の替えはいくらでもいる」「私ははずされた。私はつまはじきにされている」と思ったら

「私は歯車の一つにすぎない」
その通りです。

全員が歯車です。
モーターに近い歯車が役員であり、部長、課長、一般社員の順で動力源から離れていきますが、社員は全員歯車です。
ひとつの歯車がなければ、またその歯車の歯が少し欠ければ、会社はうまく動きません。
あなたも大切な歯車です。

「私の替えはいくらでもいる」
そうですね。
あなたの代わりになる人はきっといます。
そして「代わり」の歯車でも会社はもちろん存続します。
ところであなたは、今の仕事にどのように取り組んできましたか?
人には、専門性があり、得意分野があり、経験は異なり、それぞれに個性があります。
それらを合算したあなたの存在は唯一無二です。
ですから「代わり」の歯車では、全く同じ動きは出来ません。
あなたがいるからこそ、今があります。
自信をもちましょう。

「私ははずされた。私はつまはじきにされている」
このような発言をする人は、きっと自分にフィットする仕事を長年してきて、その仕事に愛着と自信を持っていた方ですね。
そこからの異動イコールはずされたと思ってしまったのでしょう。
つまり、これまでの仕事はあなたにとって「本道」であって、違う道に行かされたという思いでしょう。

異動先では、あなたにはわからないことが多いでしょう。
しかし逆にあなたのような知識や経験をもった人がいますか?
唯一無二のあなたが活躍できる場所とは思えないでしょうか。
そこで自分のスタンスで働けば、新たな経験を積むことができ、あなたにとってプラスにしかなりません。

もちろん、はずされた、代わりはいくらでもいる、のかもしれません。
本当に気に入らないのであれば、辞めてしまえばいいのです。
辞めないのであれば、自分自身がユニークな存在であることを意識して、自分を活かしましょう。

くよくよしているほど、人生は長くないです。


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