谷村新司、もんたよしのり、大橋純子、三浦徳子、KAN…2023下半期メモリアル
今回は
2023年下半期追悼特集
である。
選んだ5人は、偶然にも日本の音楽関係者になってしまった。
一人を除くと、主に団塊の世代とその前後になるのも時代の流れであろう。
それでは、筆者の独断と偏見で綴った鎮魂歌を聴いていただきたい。
谷村新司
(1948年12月11日~2023年10月8日)
フォーク界の大物が亡くなった。
筆者の母はかぐや姫や二人時代のオフコースのファンで、父は福岡県の筑豊地域の舜臣で故郷が近い井上陽水のファンだ。
看護師の母は1992年に笹川財団(現日本財団)の支援で、中国へ研修旅行へ行ったことがある。
たびたび話題になる思い出が、その時カラオケで中国の人が歌った谷村新司の『昴』(1980年4月1日発売)に感動したことだ。
この楽曲は中国でも人気があり、確かに中国大陸の広大な風土によく似合うのである。
谷村新司はフォークロックグループアリスの頃から、1982年の中国でのコンサートをきっかけにアジア地域の音楽活動も盛んに行っていた。
2004年から数年間上海音楽学院の教授を務め、中国の音大生に作曲法を教えていた。
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