千秋@AseeK

北浜・高麗橋袂にあるバーの代表。書く専。早書き練習中。 得意なのは東亜古代史、好きな酒…

千秋@AseeK

北浜・高麗橋袂にあるバーの代表。書く専。早書き練習中。 得意なのは東亜古代史、好きな酒はクライヌリッシュと神の河、飼猫はぶちとはちわれ。 京都国立を経て料飲専門卒。ホテル・街場を経験して30歳にして立つ。ゲーム、読書、旅と猫好き。ゲームは十年来の友人と3人でやっています。

最近の記事

東京都知事選について思うこと

日本という国の選挙に対する無関心さ、というものは他国との比較論なども踏まえて、民主主義制の話だからもっと深く話すことができる題材だ。 たかが2000字程度の我が感想文に、そこまでは期待できない。 結局なにが言いたいのかというと、別に日本国民が馬鹿になった、とかそういう話ではないということを、つらつらと書いている。 我がお店は、政経宗教の話を持ち出すことは、別段NGではない。 むしろスポーツと官能の話題が限りなくゼロに近いという点で、ともすれば異色なのかもしれないが、私自身が

    • 通称:シャドウズポリコレ炎上騒動について思うこと

      前書き 私がこの一連の騒動における経緯を聞いたのは、昨晩のことである。 その話を友人から聞いた時は、その音吐感から察するに「並大抵のことではない」と思えた。物事に対する判断基準の平衡感覚は、その力量を私が1だと仮定すると、友人はまあ10倍はあると信じている故だ。 彼の主張を代弁するならその結論としては「クリエイターなら事前コンセプトに倣ってちゃんと創れ」という矜持的なものだと思う。 それについては全面的に同意だし、かくありたいとさえ思う。 私の友人の話はさておき、この騒動

      • ウイスキー試飲会のすすめと感想

        雑感 私が試飲会に参加するようになったのは、2016年程からだったと記憶している。其の頃は料飲資格をより官能的に取ることに躍起になっていた記憶だし、それに表題の「ウイスキー試飲会」は一般の方と同伴で臨めるというタイプということで、試飲会とは料飲関係者向けであるという閉鎖的コミュニティ化していた(と勝手に思っている)試飲会というイベントを、開放的にしてくれたという点で非常に功があるように思う。 特にコロナ明けから、私は関西地区の試飲会しか顔を出したことはないけれど、明らかに料

        • お酒の知識・中巻

          まえがき 上巻に続き、概略を平易に記している。 もとを辿ればこの記事は私がソムリエやその他資格をとるために書いた手記を参考にしている。 ともあれ、この頻度からくる本業のバーテンダーはどうしたと言われそうだが、暇な時に貪欲に知識を蓄えてこそ、人格の陶冶に磨きがかかるというものだ。掃除も大事だが、しかしSNS営業などの経営そっちのけであることは留意しつつ、ただただ勉強に励みたい心持ちである。 お酒の製造方法上巻では各国の国酒を紹介し、それが何の材料によって出来ているかを記した

        東京都知事選について思うこと

          『鳴潮』ショートアニメ丨今昔 - 考察・上

          はじめに今考察では、表題の内容にあった気になる表現をいくつか取り上げ、 その言葉や表現のもつ根源的な意味の説明を試みている。 諸兄プレイヤーたちのストーリーに対する没入感を深める一助を担えたらたいへん光栄である。思いのほか文章が難くなったので、上下に分けた。 扱う内容 令尹、歳首(角)とはなにか(上) 余という一人称と今という漢字(下) 「し」と「せき」という呼び方(下) 令尹、歳首(角)とはなにか秦漢以来、県の長官を令といい、唐代、府の長官を尹といったところから 地

          『鳴潮』ショートアニメ丨今昔 - 考察・上

          お酒の知識・上巻

          はじめに当記事は広く浅くを目的とした、知識としては浅い内容を記している。 知っておくと既知の方々に対して、相槌ぐらいはうてるだろう。 其の程度の効果しか見込めないが、興味のある方はぜひともご覧になって後述の中・下巻とあわせて知識のアップデートを心がけてほしい。 まずは国ごとに地理とあわせてその国酒を紹介し、またそのお酒の原材料がなにかというのを次項で説明している。最後に余談として、酒類がもつ薫香の例え「フレーバーホイール」を紹介している。 つづく中巻では紹介したお酒がどのよう

          お酒の知識・上巻

          お酒の知識・下巻

          当書について 本稿ではとくにウイスキーについて記している。 私はほとんど料飲関係の資格について、試験勉強ということをしたことがない。それはつまり、酒類という一カテゴリの根幹は古今東西、地盤がしっかりしていて生来変わることがないという優麗が前提としてあるということに他ならず、これからなんらかの料飲資格取得をめざしている方々は、日々の営業に関わる新しい情報に加えて、私のように雑多にそして気ままに勉強をしていればまあ事足りるということを知っておくだけでも、随分と気持ちが楽になる

          お酒の知識・下巻

          古典廃止論について

          早書きの練習中だ。 私は見返し癖が多く、頻度に欠けるためである。 前書き 正式な形容の仕方は「古文・漢文不要論争」というらしい。 私はこの議題が毎年、一部ではあるが喧しく論争を繰り返されている、温度を失わない議題であるということを知らなかった。今となってはこういったことに不明であることを恥じる気持ちはあまりないが、興味まで失せているわけでは――今後もそうではないと思いたいがために、いまこれを記している。 はやい時期から歴史というジャンルに魅入られて育った私の思考法は、こ

          古典廃止論について

          鳴潮のプレイ感想

          はじめに わざわざ前提することでもないと思うが、私は中国史――東洋史をかじっていた人間として、とくに中国に対して妙な偏見はもっていない。寧ろ、常にどのような事態に直面してもニュートラルであろうと自律している。実際にはそのようなことは必ず不可能だが、志しているだけでも違うと思っているので、まあそういう性質の人間が書いたレビューも、たまにはいいだろうと自ら勝手に思っているが、ちなみに東洋とはなにか、という話はまた別でするかもしれない。 類似ゲームに、原神というゲームがある。

          鳴潮のプレイ感想

          超大作・バルダーズゲート3所見

          前書きやはりブログを書くなら外部サイトだと気付かされてしまった今日此の頃。 店舗公式HPであるWordpress上で雑事を発信しようとは、どうも思えないようである。それが経営している店のページ上であるという遠慮からなのか、Wordpressの微妙な仕様の所為なのかまでは今となっても判然としないが、とにかくまた私に"ブログを書こう"という意思が芽生えるようになったことを自ら言祝いでやりたい。 私がゲームを手に取る機会の多くは、無二の友人であるクリエイターP氏がいつも作ってくれ

          超大作・バルダーズゲート3所見