タイの不動産(MAI)
タイ証券取引所二部市場・不動産分野には17社が上場。多くは建設系、建設デザイン、不動産開発企業。
企業情報の読み方 : 企業情報を示す枠内は、上から順に上場コード、社名、主要事業、売上及び純利益を示す。売上規模 200億Baht以上 (およそ600億円) 企業は緑色、 50億Baht以上 (およそ150億円) 企業は青色、 50億Baht以下 (およそ150億円) 企業は赤色で表示している。丸印は2019年にIPOを実行したことを表す。
アロウ・シンジケート(ARROW)は建設資材で通信回線ライン、水道パイプなどをブランド名ArrowPipe、ArrowTite、Arrow PP-Rで販売。https://www.arrowsyndicate.com/?&lang=en
バンコク・デック-コン(BKD)はビル建設事業で内装工事、デザイン、リノベーション、 I-RELAXブランド家具製造などを手掛けている。2014年カンボジアで初の海外受注を獲得し、翌年は売上高の10%を海外事業が占める。https://www.bangkokdeccon.com/index.php
J.S.P.プロパティ(JSP)は中堅規模の不動産開発会社。商業施設Miami BangpuやTulip Square、Sampeng 2などの開発を行う。JSP Residenceブランドが住宅開発では高い知名度を持つ。https://jsp.co.th/
キングスメン・CMTI(K)はデザイン・建設事業を手掛けるが、展示イベント事業、博物館事業など幅広い事業を行う。子会社Kingsmen Myanmarを設立し、ミャンマーでの事業を開始。http://www.kingsmen-cmti.com/
ダイイ・グループ(DAI) はビール大手シンハーグループが買収を発表している。戸建て住宅がメインでフェンスやアルミサッシ、ドアなどの建材も生産する。
BTウェルス・インダストリーズ(BTW)は2016年6月に新規上場し、鉄鋼・鉄骨部材、建設、太陽光発電などを手掛ける。2020年7月、日立造船の子会社からオーストラリア事業向けに受注をした。https://www.btwealthindustries.com/en/home
チェワタイ(CHEWA)は2016年4月新規上場し、シンガポールTEE Group傘下企業。主にコンドミニアム、工業団地用工場・倉庫などの不動産開発と住宅開発事業をしている。https://investor.chewathai.com/en
プロジェクト・プランニング(PPS)はエンジニアリング・建設設計などのサービスを包括的にを手掛ける企業で1987年に創業開始。2016年LANGSUAN VILLAGE(ランスアン地区の複合施設)やサラブリー県のINET Data Centerなどを開発。https://pps.co.th/about
スマート・コンクリート(SMART)は建設資材を扱い、コンクリートブランドSMART、BLOCK-YENなどを展開している。https://www.smartblock.co.th/
タイ証券取引所(SET) タイ証券取引所(SET=Stock of Exchange of Thailand)はタイの首都バンコクに1974年に設立されたタイ王国唯一の証券取引所である。大企業や多くの公開会社が上場するメインのSET市場と、中小企業などの新興企業向けのMAI市場の2つに分かれている。SET指数はタイ証券取引所の全銘柄を対象とする時価総額平均指数である。SETでの1日の平均売買高は16億米ドルを超え、ASEAN証券取引所内でも上位。過去3年間でSETの売買高は徐々に上昇しており、かつIPO市場も活発である。
ASEAN JAPAN Consulting Co., Ltd. タイ・ASEAN地域におけるビジネスコンサルティングを行う。主な事業内容は市場調査、現地企業の事業調査、海外進出支援、経済情報提供サービス。タイやASEAN地域への進出を検討される日本企業に向け、事業及び投資のチャンスやリスク、可能性についてデータや企業情報を提供する。東京とバンコクに拠点を置く。会社サイト:https://www.asean-j.net/
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