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タイの鉱業(MAI)

タイ二部市場の工業分野は33社でMAI市場の中で2番目の数を誇り、工業製品、自動車部品関連企業が多い。

2Sメタル(2S)は鉄鋼・鉄鋼加工品を扱っている。http://www.ss.co.th/en/home_en/

チョータヴィー(CHO)は3つの事業の柱が有り、トラック・トレイラーボディ製造、軍関係の特別仕様車、空港コンテナー輸送のクルマ製造事業を
手掛ける。タイの資本Khon Kaen Cho Thavee Co社とドイツ資本Doll Fahrzeugbau AG社の合弁企業。2015年度業績は売上11億4300万バーツ、純利益で3574万バーツだ。

チョウ・スチール・インダストリー(CHOW)は鉄鋼・金属加工系企業。2011年第1四半期までの業績は売上42億5000万バーツ、純利益1億6800万バーツ。年間生産量を今後も増加する見通し。https://www.chowsteel.com/

C.I.グループ(CIG)はコイル製造やエアコン製造を行う。2020年同社はエアコン関連の子会社を設立し、新会社「CIGブルーソリューションズ」は資本金100万バーツでうち同社が99.97%出資。https://www.cigthai.com/index.html

CPRゴムインダストリアル(CPR)はゴム加工部品製造などを手掛け、タイ国内・アセアン地域や日本へも輸出する。同社は、2007年に日本の鬼怒川ゴムが49%出資し筆頭株主となったことで子会社化された。2016年日本政策投資銀行(DBJ)により、普通株式と新株予約権に対する鬼怒川ゴム社の公開買付けが決められた。傘下企業としてCPRゴム社はそのままを維持される。http://www.cprgomu.co.th

1996年から日系企業サンコー・ダイキャスティングは自動車部品・オートバイ部品を主としたアルミと亜鉛のダイカスト製品の製造・販売を行っている。https://fact-link.com/mem_profile.php?pl=jp&mem=00000190&page=00000488

また、タイ・ミツワ(TMW)はミツワ電機工業の子会社である。http://www.mitsuwa-ec.co.jp/company/group.html

フォーチュン・パーツ(FPI)社は自動車部品・バンパー周りを製造し、主にトヨタ、マツダ、いすゞといった日系自動車メーカーの1t ピックアップトラックなどのプラスチック部品を供給。2015年にインドに自動車部品関連事業の合弁会社を設立している。2019年の売上高目標を前年比12%増の22億バーツに設定している。https://www.fpiautoparts.com/

サリー・インダストリー(SALEE)はプラスチック成形メーカー。傘下企業は金型製造サリー・エンジニアリングと2011年にMAI上場した樹脂用接色剤マスターバッチ製造サリー・カラー(COLOR)。同グループの顧客にはミネベア、日清紡、日本電産など日系企業も多く、2014年同社売上高6億4330万バーツ、最終利益9282万バーツ。持ち株会社VIVインターケムが両社に出資している。http://www.saleeind.com/

プロディジー(PDG)は飲料水ボトル、食用油ボトルなどを製造する。https://prodigy.co.th/en/home/

パンジャワタナー・プラスチック(PJW)は工業系プラスチック包装品製造企業。潤滑油ボトルや液体洗剤ボトル、殺虫剤・肥料系ボトル、また業務用乳製品ボトルなども扱う。https://www.pjw.co.th/index.php

タイプラスパック(TPAC)は食品や飲料、ホームケアや化粧品関係のボトルを製造し、メジャー・計測器の販売も行う。包装関連企業。https://tpacpackaging.com/

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企業情報の読み方 : 企業情報を示す枠内は、上から順に上場コード、社名、主要事業、売上及び純利益を示す。売上規模 200億Baht以上 (およそ600億円) 企業は緑色、 50億Baht以上 (およそ150億円) 企業は青色、 50億Baht以下 (およそ150億円) 企業は赤色で表示している。矢印は親会社子会社の関係性、丸印は2019年IPO実行を示している。


タイ証券取引所(SET)                                 タイ証券取引所(SET=Stock of Exchange of Thailand)はタイの首都バンコクに1974年に設立されたタイ王国唯一の証券取引所である。大企業や多くの公開会社が上場するメインのSET市場と、中小企業などの新興企業向けのMAI市場の2つに分かれている。SET指数はタイ証券取引所の全銘柄を対象とする時価総額平均指数である。SETでの1日の平均売買高は16億米ドルを超え、ASEAN証券取引所内でも上位。過去3年間でSETの売買高は徐々に上昇しており、かつIPO市場も活発である。



ASEAN JAPAN Consulting Co., Ltd.                   タイ・ASEAN地域におけるビジネスコンサルティングを行う。主な事業内容は市場調査、現地企業の事業調査、海外進出支援、経済情報提供サービス。タイやASEAN地域への進出を検討される日本企業に向け、事業及び投資のチャンスやリスク、可能性についてデータや企業情報を提供する。東京とバンコクに拠点を置く。会社サイト:https://www.asean-j.net/

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