MRT Rama 9エリアのイサーン料理屋ラーンチムチュムスティポンが旨くてローカル感あって良かった件
タイにいる日本人な私ですが、タイ料理、それも特にイサーン料理(タイの東北地方の料理)が大好きでして、しかも高級でお上品なタイ料理屋ではなく、普通の店、いわゆるレストランというより食堂という感じの店が大好きです。
ちなみに、先日別な記事で紹介したこの店も、日本食とのフュージョンではありますが、ある意味そんなタイプの店です。
https://note.com/asean_toptier/n/ndf0b5b2cbeee
先日、長らくご無沙汰だったチムチュムを無性に食べたくなり、タイ人の友人に、MRT Rama 9駅の辺りにある美味しい店に連れて行ってもらいました。
チムチュムとは、タイのイサーン地方の鍋料理で、独特の素焼きの鍋で、出汁の効いたスープで、レモングラスやバジル等のハーブ(これらの香り、風味がたまりません)と一緒に、海鮮・豚肉・牛肉・鶏肉の内の好みのものと(複数混ぜる事も可能ですが、どれか一つを選ぶのが一般的だと思います)、卵、野菜を煮込んだ鍋料理です。
スープ自体に出汁が効いていますが、チムチュム専用の辛いタレも混ぜて食べると一層美味しいです。
場所
メニュー
沢山の種類のソムタム(パパイヤサラダ)、色々な種類のラープやナムトック(肉類のハーブ和え。ラープはひき肉を、ナムトックは普通のカットした肉を使用。)、辛いサラダ各種、豚やチキン等の焼き物各種、シーフードを茹でたもの、チムチュム等、私を含む普通の日本人がイサーン料理と聞いて思いつくものは大体カバーされています。
ビールも、タイで一般的な、ハイネケン、シンハー、レオ、チャンが全てカバーされています。
シンハービールが大瓶で100バーツを切ってるのが有難いです。
料理
まずはビール、ムーヤーン(豚焼肉的なもの)、豚の腸を焼いたもの、ソムタム(パパイヤサラダ)がサーブされました。
この店のムーヤーンはコームーヤーン(豚の頬、肩、首あたりの肉で、トントロ的なもの。豚肉の中でも特に脂が乗った部位で、私の大好物。)ではないそうで、脂身がそこまでは多くない肉でした。
それもまた美味しかったです。
豚の腸を焼いたものは、タレがかかっていないこてっちゃんという感じで、食感と脂身感が丁度良く、美味しいです。
ビールがすすみます。
ソムタムお普通に美味しかったです。
そしてチムチュム。
野菜を自分で手で千切って鍋に放り込むのは久しぶりです。
毎回そうなのですが、出汁の効いたスープが美味しくて、自分のお椀によそう手が止まりません。
美味しい。
正直、中に入れる具は、肉類も含めて、そこまで美味しいとは思いませんが、このスープが病み付きの美味でヤバいんです。
更に、店によって多少味付けが異なる辛いタレが良くできていまして、エアコンの無い屋外でアツい鍋で既にやや汗ばんでいるところに、辛いタレも追加してますます汗だくになるのが最高です(=そうなってでも飲み続けたい位にスープが美味しい)。
まだ小腹が空いていたので、最後に、中に唐辛子を練り込んだソーセージのサラダを頼みました。
とても辛いです。
セブンイレブンでも普通に手に入りますが、まずソーセージ自体が、中に唐辛子、それも青いヤツ(赤い唐辛子の数倍辛いです)が結構な量混ざっており、舌と胃を攻撃される感じの辛さで大変辛いのですが、それをさらに辛く仕上げるべく、唐辛子一杯のドレッシングをまぶしてサラダに仕立てたものです。
一応注文する時に辛くしないでね、と頼んだと記憶していますが、それでもまぁまぁの量の唐辛子がかかっています。
辛いと分かっているものの、食べたくなってしまう味です。
店内の雰囲気
この店は、ローカル感あふれる住宅エリアの中にあり、団地の駐車場的なスペース(多分)にテントを張って設営されています。
道路を挟んだ反対側に、建物に入っている店があり、こちらは増設箇所という位置づけです。
まわりに高い建物が無い事もあり、開放感が気持ち良いです。
特に日が落ちる直前頃に、ビールを飲んで軽くつまむのが気持ち良いです。
なお、この店はかなりの人気店なようで、下記写真の時間帯はまだ早かったので混んでいませんが、この後から、客が引きも切らずに訪れ、賑わっていました。
会計
今回、チムチュム、ムーヤーン(豚焼肉的なもの)、豚の腸を焼いたもの、ソムタム(パパイヤサラダ)、中に辛子を練り込んだソーセージのメッチャ辛いサラダ、ハイネケン大瓶1本、シンハービール大瓶1本を頼みました。
値段を忘れてしまいましたが、ほとんどの料理が60バーツや80バーツ等、一品100バーツいかない値段設定で、二人で上記のものを食べて飲んで1,000バーツ行っていなかったと思います。
なお、一皿一皿はやや少なめの量(それでも安い)なので、沢山の種類を食べられてよいです。
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