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英語留学先としてマレーシア一押し!

トップティアと言います。

以下の記事で書いた通り、トップティア人材になるべくアセアンでキャリア開発を行っていく上で、最初のステップは英語留学になります。
今回は、英語留学先としてマレーシアが最強である、という事について記事を書きたいと思います。

学費が安い

色々なサイトが、マレーシア、イギリス、オーストラリア、フィリピン、への英語留学費用の比較を行っています。


例えば以下のサイト。

マレーシア英語留学が費用面からいかに優れているか分かります。

又、私の経験等(※)に基づいて試算したマレーシアとオーストラリアの一カ月当たりの英語留学費用(生活費含む)は下記の通りでして、上記サイトの情報と概ね似たような結果となっており、マレーシア英語留学が費用面からいかに優れているか分かります。


なお、マレーシアは酒税が高い為酒が高く、交際費、晩酌代が先進国のオーストラリア並みになっているので、酒を飲まない人であればマレーシア英語留学のお得感はもっと高くなります(オーストラリアの半額になります)。

(※)私は2016年から2019年の3年間マレーシアのPetaling Jaya(首都のKuala Lumpurの隣)に住んでおり、当地の英語学校数校にインタビューし、各校の費用についての調査も行いました(詳しくは下記リンク先をご参照下さい)。

また、英語学校の調査はしませんでしたが、2012年の1月から4月まで、オーストラリアのBrisbaneに住んでいました(ホームステイ)。


各国留学費用比較

https://aseanjinzai.com/englishSchools/malaysia

でも質は保たれている

マレーシアは、現在は一応英語圏ではないですが(1967年までは英語が公用語であった)、多くの英語学校で、講師が、ネイティブスピーカーであったり、第二言語として英語を学ぶ人に英語を教える資格を持っている人であったりと、きちんとした授業を期待できます。

個別の学校の様子に関して、こちらもご参照下さい。

https://aseanjinzai.com/englishSchools/malaysia

物価全般も安い

上記、“学費が安い”という話の中でも触れましたが、マレーシアは物価全般(残念ながら酒代は除きます)が安いです。

例えば、マレーシアには庶民の味方、ミックスライス飯屋が至る所に沢山ありまして、そこを使えば昼も夜も一食あたり6~7リンギ(160~180円)で済みます。

ミックスライス飯屋とは、ライスと一緒に店内に沢山の種類並べられた総菜を自分で欲しい物だけ欲しい量だけよそい、その内容、量によって料金が決まる飯屋の事です。

店の種類も、マレーシアの主な料理であるマレー料理、マレーシア中華料理、マレーシアインド料理全てあり、色々なミックスライス屋をまわす事で、飽きずに毎食ミックスライスで済ませる事も可能です。

私も3年間マレーシアに住んでいましたが、仕事がある平日の昼のほとんどをミックスライス屋で食べていました。

美味しい、栄養バランスとれる、安い、と最高です。

又、高い酒ですら、ひと手間(2パターンあり)加えると安くなります。
一つ目は、スーパーで24缶パックを買う方法です。

ちなみに、上記“学費が安い”で掲載したマレーシアの“晩酌代”は、この方法を使った安い価格を使って計算しています。

店、銘柄、その時によって異なりますが、概ね5リンギ(130円)程度になります。

もう一つは、非正規ルート(?)で買う方法です。

マレーシアの首都Kuala Lumpur、その隣のPetaling Jayaでは(ボルネオ島のサバ州は更に安かったです。その他の地域については未確認です。)、怪しげな小規模個人商店の酒屋がちょいちょいありまして、本当に非正規ルート(密輸)のものなのか確認していませんが、正規ルートの酒としてはオカシイ位安く酒が売られています。

こちらも、昔はもっと安く(3~4リンギ)売っていましたが、概ね5リンギ(130円)程度です。

こちらもご参照下さい。
https://aseanjinzai.com/lives/malaysia/5ce14498bb06414c027a0759

家賃も安いです。

あまり深く考えた事が無いので今この瞬間の思いつきですが、車社会である事もあり、人が住みたがるエリアが駅周辺に限定されない為需給が逼迫しにくいからなのではないかと思いますが、マレーシアよりも少し経済発展度合いが劣るタイのバンコクの似たような物件(立地、グレード、設備等)よりも更に安い印象です。

例えば、2012年にバンコクで私が住んでいたコンドミニアムは、立地面、グレード面から、東京の家賃10万円位の部屋に相当する位の部屋で、それにまぁまぁ使えるジムと、結構広くて気持ちの良いプール、サウナ、ミストサウナが付いた物件でしたが、家賃は月1.6万バーツ(5.7万円)でした。

2016年から3年間マレーシアのPetaling Jayaで私が住んでいたコンドミニアムは、バンコクの時の物件よりもグレードが少し上で、ジムとプールのグレードも少し上で、広さは2倍以上の物件でしたが、家賃は月2,450リンギ(6.4万円)と、バンコクの時のものとあまり変わらない値段でした。

一般的な日本人が普通の感覚で住める範囲でリーズナブルなものであれば、Kuala Lumpurの中心部でなければ、1,500リンギ(3.9万円)で十分色々な物件を見つける事ができますし、いくつかの英語学校が提供しているルームシェア等を利用すれば、月1,000リンギ(2.6万円)程度で、一般的な日本人が普通の感覚で住める所に住めます。

ほぼ英語圏なので学外でも英語環境

マレーシアは1967年まで英語が公用語だった(出所:ウィキペディア)こともあり、現在でも英語を母語とするマレー人、華人、印僑(マレーシアの主要3民族)が多い国です(出所:ウィキペディア)。

また、実際に3年住んだ私の経験からも、特に首都のKuala Lumpur、その隣のPetaling Jayaについては、“ほぼ英語圏”と言っても良い位街中の一般の人の間でも英語を流暢に話す人が非常に多い(と言うかほとんど)ですし、教育レベル/意識が非常に高い家庭の人に限られますが、英語を母語とする人も割と多いです。

例えば普段の、日用雑貨の買い物の場で、コンビニで、Tinder/Coffe meets Bagel/その他交流アプリで知り合った人との食事/飲みの場で、バーで隣に座った人との会話の場で、普通に英語を使う環境にいれます。

英語学校に通うのはとても重要ですが、どんなに授業量が多い学校を選んでも、予習復習宿題の時間を含めても、学校関連で英語で過ごす時間は日々せいぜい8時間程度だと思います。

睡眠その他で毎日8時間使うとすると、毎日あと8時間ある訳ですが、その時間についてもその多くを英語環境に充てられるとすれば、同じ期間中における英語環境時間を大きく伸ばす事ができ、英語力の大きな伸びも期待できるっていうものだと思います。

そういった学外での英語環境という観点からも、マレーシアは非常に魅力的な留学先だと考えます。

こちらもご参照下さい。

https://aseanjinzai.com/works/malaysia/5d0f223ebb06414c027a075f

https://aseanjinzai.com/studies/malaysia/5c6936d87fea9f7554063036

実はハードシップが低い

マレーシアはイスラム教の国ですが、イスラム教の戒律がムスリムでない外国人の生活に与える影響はほぼゼロです(税金の為に酒が高い、とか、瑣末なものはありますが)。

例えば、ラマダン期間中の日中でも、ほとんどの食事処(ローカルなミックスライス屋からちゃんとしたレストランまで)が通常通り営業しており、食事する所が無くて困るという事にはなりません。

また、ムスリムなマレー人達はムスリムでない我々がラマダン期間中の日中飲食する事に対して寛容で、私自身ラマダン期間を3回経験しましたが、咎められた事がないどころか、「我々の事は気にするな。普段通り飲み物飲んで食べ物食べろ。」と言われたりしました。

そして、マレーシアはアセアンの中でかなり経済的に発展している国でして(※)、特にKuala Lumpurやその隣のPetaling Jayaでは、生活全般的な便利さ、快適さは結構高いです。

さすがに東京都心部で暮らすのと同等とは思いませんが、日本の東京郊外や東京以外の大都市で暮らすのとあまり変わらない位に便利、快適です。

(※)IMFのWorld Economic Outlook Database, October 2019によると、マレーシアの一人当たりGDPは1.1万米ドル(2019の推計値)です。
これは経済発展著しい中国の1.0万米ドル(2019の推計値)、同様なメキシコの1.0万米ドル(2019の推計値)を超える水準です。
又、ヨーロッパの国であるロシアの1.1万米ドル(2019の推計値)、ルーマニアの1.2万米ドル(2019の推計値)とあまり変わらない水準です。
ちなみに、マレーシアの一人当たり購買力平価GDPは3.3万米ドル(2019の推計値)となっており(ちなみに日本は4.6万米ドル)、上述の“物価全般も安い”ことが窺えると思います。

まとめ

英語留学先としてマレーシア一押しです。

学費が安いのに質は保たれています。

学費以外の物価全般も安いので、留学総コストを安く抑えられます。

また、ほぼ英語圏なので、学外の時間も英語環境に身を置く事ができ、短期間での英語力の伸びを期待できます。

イスラム教の国なので身構えるかもしれませんが、実はハードシップは低く、便利、快適に過ごせます。


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