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絵を描く時の私のこだわり

これは私が模写をする上で非常に重視していたこだわりである 

模写をするときは必ずその日中に作品を仕上げるようにしていた 

理由はその瞬間の光の入り具合や、 
影の付け方が今しかないと思っていて 
途中で止めて次回に持ち越してしまうと 

今と全く同じ状況の光や影のバランスは二度と来ないと考えてた 


特にシワや木目などの細かい部分は嘘偽りなく、細かく書くことに集中していた 

その半面、想像力は乏しかったので 
何もない真っ白なキャンバスを目の前に出されても何も描けなかった 

人物画の時は生身の人間ではなくて 
写真じゃないときれいな模写ができなくて 
鏡を見ながら自画像を書く時間はとても苦痛だだった 

これはこだわりの一つ 
この条件の一つでも崩れてしまうと 
やる気のスイッチが切れたみたいに 
私の過集中が途切れてしまう

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