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ASD・ADHDというスーパーパワー

私が双極性障害を使って躁状態を意図的に作り、人との交流に対応し、そのあと鬱に落ちる方法を使っていることは書いたと思います。

これもまた、私の使うスーパーパワーだと思っています。
しかし、鬱に落ちて良い時というのは人生のうちにあまりないので
あえて自ずからそこに自分を持っていくことはしないようにはしています。
つまり、大勢の交流の場には足を運びません。
やろうと思えば使える「技」といったところです。

(その代わり反動が大きく、HPがほとんどなくなり瀕死になるような状態)

解離性同一性障害も同じでした。
3人(4人いたが、一人は影が薄く、あまり登場することがなかった)が自己を守るためだけに登場し、各々のやり方で心臓を守っているような状態
精神を保たせるため、攻撃を急所に受けないための受けであり
これをすることでプロの顔を保って、接客でもスピーチでも、できるように仕立てあげることができました。
無論前に書いた通り、Bとして過ごしているときにAと呼ばれたりAだと言われ続けるとパニックを起こしたりと、弊害がなかったわけではありません。

そしてアスペルガー症候群の特性、もといスーパーパワーですが
前にも書いたとおり、「過集中」がまずあります。
6時間同じ姿勢で座って絵を描いて朝を迎えても辛くないし、
どんどん頭には強めのホルモンが流れ出てくる感覚があります。
仕事も、18時間でも20時間でも集中していられる。
システムに組み込んでしまえば「人生=仕事」と実装され、朝まで椅子で寝ながら仕事をしても、会社の全ての業務を担わさせられても、週末一人で出社しても嬉しくて嬉しくてずっとそれだけをこなして生きていけます。

脳内をプログラム化できるというところはアスペルガー症候群のスーパーパワーだと私は感じます。

そしてADHDのスーパーパワーはマルチタスクです。
何も渡されず10個のことを言われたら、0.2秒で全て忘れますが
紙やPCを渡されて2分おきに次々と異なる業務を命じられたら、全てのウインドウを開き、同時進行でこなしながら全部に好奇心、興味を抱き続けることができる能力を発揮できます。
しかし脳内に何か入れると忘れるので、全て書き出して、全て登録しながら脳内はRAM(読み書き)としてしか使わずHDDやSSDなどのストレージ機能は期待しない。それをしたい場合はアスペルガー症候群側の記憶能力を使います。

これは短所としていつもは取り上げられるものですが
適切に使うと並並ならぬ効果を発揮します。

アスペルガー症候群の記憶力を使うと、簡単な情報(契約の条項や経理の計算結果など)はしばらくの間数字まで記憶しておけます。
しかしADHDのマルチタスク爆走をしている間は不可。
一旦息をついて、アスペルガー側に切り替えて、集中力と記憶力を発揮し、ADHDの一部のタスクをアスペルガーに委ねることで一つ一つを完遂することができる、この組み合わせで与えられた作業を全て爆発的な速さで行います。

さらには強迫性障害という脅迫概念に自分を押しつぶし、全て終わらせなければいけないという恐怖に陥れることができます。
これをすることでプレッシャーと恐怖で自分を動かし、どれだけ目移りしても、集中しても目標だけを目指して作業を行わせます。


これだけのことをすると非常に危険な橋を渡ることになります。

例えば「仕事=人生」とプログラム化してしまったのに
君は働きすぎだから一週間休暇を取りなさい
なんて上司に言われようものなら
自分は必要ない人間なのだ。見捨てられてしまった。
と一気に鬱になり復活不可になります。(実話)

脅迫概念で背中を押すことでできなかったときの自分への戒めは想像を絶するものかもしれません。

無論このやり方をすると、仕事がなくなったとき、あるいはある一点で精神状態が理解している以上に悪くなることも見込めます。


つまるところ、前述したシナリオは私の過去の失敗談ということにはなるのですが、それだけの力がASD+ADHDの組み合わせでは発揮できるということなのです。

適材適所で使用することが大切ですが、短所だけではない。長所、あるいはスーパーパワーとして使える脳の構造

長所の延長線上に短所がある
短所は逆を返せば長所になるといいますが、まさにその通りで
共存していくには、良いように使ってあげることも大切なのだと私は考えて、考えて、今もまだ考えながら生きています。





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